2245 日本列島は大型の低気圧が北海道方面に停滞し、大荒れになっている。南方の春の暖気と北からの寒気が渦を巻いているのです。低地では北海道でも一時大雨になり、雪が大量に残っている地方でも、ただならぬ洪水になった場所もあった。少し高地は大雪だそうだ。明日も同じように荒れる気圧配置になっているでしょう。
静岡も寒い一日でした。天気は良かったが強風が一時吹き荒れた。孫とブックオフへゲームソフトを買いに行ったが、途中、安倍川の橋を渡っている時、横風に呷られ、車の浮くような一瞬があった。街の中心部に近付くと、富士山の方面に薄灰色の雲が増えているのが見えた。富士山は雪だ。
午後4時頃、家に戻った時に、白いものが舞い始めていた。雪?ではなく、風花である。真上は勿論、家からかなり北の方にも雲はない。それでも、白いものが舞っている。ちょっと西にある山の方面は、山の緑が白み掛かって見えた。家の二階の軒下の影になっている場所は、カザハナの白が良くい見えた。ほんの10分弱で止んでしまった。
庭からカザハナを撮ってみた。あまりはっきり見えないが、よく見れば、そんなものが写っている。
前後の何日かに繰り返されたが、東京大空襲は1945年3月10日を指して言うことが多い。最大規模だったからです。戦後生まれの人口が80%を超えた今、語り継ぐ人は少なくなった。私も残りの20%に入るようになってしまっているが、私には、様子を語ることはできない。惨状を語れる人は10%もいなくなっていると思う。戦争は繰り返してはならない。
ちなみに、静岡の大空襲や大火の話は子供の頃、聞いていて、私が通っていた三番町小学校の直ぐ傍の新富町一丁目のこの家当たりが火元だと教えられていた。空襲も、この付近に焼夷弾を落とせば、火が、静岡市街に広がると、アメリカがその事を知っていて、そのすぐ北の私の家があった安西5丁目や田町一丁目に集中的に落としたという話も聞いた。
カザハナ かざはな 風花