1199 車がまた児童を撥ねてしまったようですね。インドネシアの交通事故は日常茶飯事で、バスの事故が一番多くて目立つ。高速道路の路肩へ突っ込んでいる情景はほぼ、毎日、見ることができる。しかし、車の整備状態や道の悪さを考えれば、よく、これだけで済んでいるなと思う。私に関しては自分で起こした事故はない。ただし、車に追突されたり、坂道で前のトラックが後退してきて車の前にぶっつけられたりしたことがある。バイクに関しては、車の横にぶっつけれあれたり、追突されたことは何度もある。傷をつけられた程度で、危険を感じたことはない。唯一つだけ、危機を感じたことがある。10年以上前に、真っ暗な高速道路を100Km以上で走っていた時にフロントガラスに何かが飛んできて、木端微塵になった事でした。
児童の列に車が突っ込んで死傷者を出したという事故は聞いたことがない。こんなにむちゃくちゃな運転をするインドネシアで、また、免許証はテストなしで買うだけのインドネシアで、道の脇に立っている人をはねたという話は聞いたことがない。高速道路を横断したり、路肩を歩いていたりする人を見ることは珍しくない。しかし、そういう人をはねたという話は15年以上インドネシアにいて一回だけです。
インドネシアのバスは例外なく、どこでも停める、どこでも下ろすし、どこでも乗せる。高速道路も例外ではない。ということはバス停でないところで、おろすし、手を挙げればバス停でなくても止まって乗せてくれる。その時に低速で走りながら、それをする。それでも、その状態で事故が起きたという話も聞いていない。当り前の風景です。バス停は勿論ある。そして、日本のように一般の道の脇に印の看板が立っているだけというのはない。バス停の位置は車道より10cm以上は高くなっているか、道から1m以上は左側に入ったところにあるか、もっと高い位置にあって、ハルテと書いてある。そこに待っている人に車が突っ込んだという話も聞いていない。
小学生の時から無免許でバイクを乗り回す。それも、友達を乗せてである。物心が一日気には親のバイクにハンドルの前に立って乗る、そして、長距離でも親子四人くらいならバイク一台に乗って移動する。日本では絶対あり得ない光景です。しかし、それで、大事故につながったという話も聞いていない。
あくまでも、平均の話です。反射神経、視野の広さと視力の違いでしょうか。私たち日本人ではイメージできないくらいに彼らの視力は優れている。遠くのものがはっきり見えているらしい。ドライバーを使っている日本人は感じることができると思う。目的の建物の看板や文字をいち早く見つける。知った人がずっと向こうにいるのを見つける。車の競り合いには慣れている。横からの飛び出しにも除ける反応は早い。私の運転はそういうインドネシア人がよけてくれると信じているところがある。
ジャカルタ、クニンガン付近
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