南の島の土着民風自由人

自分の生活、計画し実行してきましたが、病気や人間関係など思いがけない障害に遭遇しました。

(^_-)-☆イスラムにもいろいろ

2011-09-01 22:27:16 | 矛盾

 ゴルフは四日目、31日はまだ、ナショナルホリデー、キャディーへのチップという理由で7万5千Rp高かった。本当にキャディーの手に渡るのでしょうか、誰も、そう思っていない。

 

 ゴルフが終わってから、昼食は例の我儘親父の家でした。とにかく、奥さんの料理が最高だった。他の三人は、食事より酒、私だけが食事が楽しみ、切干大根の煮付けは何十年ぶりに御目にかかった。おいしい、ポテトサラダもおいしい、後でたべた、五目御飯がまたおいしい。インドネシアの日本食レストランでは、なかなか、食べられない家庭料理を堪能させてもらった。奥さんも、料理をするのが好きらしくて、おいしいおいしいと言いながら食べると、大変ご機嫌で、またいつでもどうぞ、主人がいない時でも、どうぞといってくれた。そういうわけにはいかないが、親父さんには、また、家で食事の招待をしてくださいと、頼んでおいた。

家も回りが静かで、ジャカルタのポンドックインダーから引っ越してきたばかりというが、通勤のことも、含めて、引っ越し来たことは正解だったと思う。

自分で興した仕事は、長男に引く継がせ、自分は70才で、インドネシアに進出して、社長になっている。前にも書いたが、今、78才、まだまだ、元気いっぱい。口も達者。まだ、二三年は頑張ると言っている。頑張らなくても、自然体でまだ5年くらいはやれそうだ。私も、余計なことを考えてしまいそうな、刺激を受ける。

美味い食事のあと、家にいても、しようがないので、昨日と同じく、会社へ行って、仕事をした。じっとしていることができない性分は死んでも治らない。

 

 この会社の次の社長さんが、赴任してきているが、直ぐにレバラン休暇になってしまったので、その方、日本へ帰っている。今までの社長さんはどこへも行かずに、私と一緒にいることが多いが、何もない時、邪魔が無い時なので、引き継ぎの仕事をしたらいいと思うのだが、どうも、他の考えがあるようで、引き継ぎはまだ先でもいいらしい。

 

 いつもの金曜日のお祈りも多くの人が集まって、車を渋滞させるが、昨日今日のお祈りは、いつもしない人まで、集まってくるので、モスジッドに入りきれなくて、外の道路に、新聞紙を敷いて、坐り込んでお祈りをする。そのために、モスジッド側の道は封鎖される。

 朝暗いなか準備をしていて、目印のランプも無いバリケードが突然目の前に現れて、ぶつかりそうになる。この集団お祈りは、私にとって、本当に不気味に見える。若い男性はあまり見えない。良い大人が、頭を床に何度もひれ伏して祈っている。祈っているというより、あなたは、偉大だ、神はあなた以外にない、と言っているのです。宗教の力というものはすごいと思う。

 

 ところが、その一方、若い男性を主体に、モスジッドへは行かずに、トラックの荷台に大勢で乗って、大声で、気勢をあげている。お祈りをしていない。国旗を振って、対向車に向かって、どけどけと叫んでわがもの顔に道を塞いで突進している。警官も手を出せない。完全にストレス発散の手段になっている。一歩間違えば、どこかの店へ飛び込んで略奪をしそうな勢い、日本の暴走族などはこれに比べれば、規模が小さい。テレビ画面で見るだけなので、何でもないが、私が運転中にこういう集団に巻き込まれたら、ただじっと行きすぎるのを待つしかない。

 実際、以前、この期間中に他の町を走っていた時の前方からこういう集団がやって来て、中央線をまたいで、こちらの車線まで出てきた。私は、中央線から少し、左に避けていたが、向こうからバイクがわざわざ寄ってきて、後ろの乗っている小学生のような子供が、私の車の腹を蹴っていた。なにやら、叫びながら、旗を振りながら、何百人の集団走行である。宗教的に意味があるとは到底思えないが、宗教指導者は、それを、止めることができない。

 

 元旦には二つの全く違った集団が儀式をしている感じがする。

 もう一つの面、明日から日曜日まで四連休である。ジャカルタやその周辺が地元の人々は、ムディックが無い。そこで、今晩から四連休を利用して遠出の渋滞が始まった。というより、今日の昼ごろから下り車線の大渋滞が始まった。四日のUターン渋滞を控えている。

暴走 祈り 多面性

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