朝6時に自宅を出て、高速道路を利用して日高地方の小渓流S川へ。昨年、一昨年と訪れた場所。融雪と降雨で水量は多目、水温は7度、ドライでは厳しいと思うが、娘はどうしてもドライフライで釣りたいという。こうした状況では、小さくて華奢なパターンのドライを使うべきだろうが、かなりの強風のなか、やはり浮力と視認性重視でエルクヘアカディス#14を使わせる。とーちゃんはニンフ(ヘアーズイヤー#12)で後を釣る。
娘がドライを流して何も出なかったポイントで、とーちゃんがニンフを流して釣れば、娘のニンフフィッシングへの動機づけになるだろうと思う。
まずはとーちゃんに20cm台のニジマス。マーカーは、フロートドゥをフライの50cmほど上に付けているが、水中の魚の反転を見て合わせた。
娘のカディスにもライズがあるようで、バラシも数回。
とーちゃんのヘアーズイヤーに、同じサイズのニジマスが2尾釣れる間、娘のカディスでも2尾のニジマスが釣れた。2時間ほど釣って終わりにしたが、結局、ドライで出ないがニンフで釣れた、というポイントはなかった。
雪の少ない日高。4月末で十分ドライフライの釣りが可能なのは、初めて知った。
観光土産屋さんでラーメン。海藻3種、ツブ貝の入った塩味スープのラーメン、非常に美味しかった、大満足。
帰宅して、ありがたく1尾だけ持ち帰ったニジマスの塩焼き。これもまた格別。家族で分け合って賞味した。
疲れたが、充実した春の1日であった。