娘と管釣り

北海道発 親バカ釣り師の日記

バニーリーチで釣れるニジマスのサイズ(FA尻別にて)

2012-08-27 | 釣り方
 平成24年8月26日、Fishing Area 尻別川さんで娘が釣ったニジマスのサイズを調べてみた。魚をネットに入れたまま水中で、百円ショップの折り尺を使い全長を測った。なるべく素早く測るようにし、この調査の目的からして1cmていどの誤差は無視した。タックルは2組使用、どちらもTFOプロフェッショナルシリーズ11f#5スイッチロッド、DT5F、9fリーダーにノーマル長さのティペット。釣りをした時間はAM7:40~AM12:00であり、キールタイプのバニーリーチ#10、3Xlongか、マーカーにウェイテッドのエボレス#12を使用、色は最初はバニーがタン、エボレスはダークオリーブとし、日が高くなって晴れてきたAM10時前後にどちらのフライも黒とした。7:40から連続して釣りをして、同じフライで2~7尾釣り、傷んだフライや傷付いたティペット交換の機会も見ながら、タックルごと換えるようにした。スレ掛かりは釣果に含めなかった。
 バニーリーチで34尾、エボレスで29尾、合計63尾の釣果があったが、AM11:06から11:35まで昼食休憩を取ったため、その後AM12:00終了までに釣ったバニーリーチでの5尾はデータから除外した。調査対象となるAM7:40~AM11:05の時間帯に釣り、全長を測定できたのはバニーリーチが27尾、エボレスが26尾、合計53尾であった。なおどちらのフライでも沈降中、表層から深度2mまで、幅広い層でまんべんなくバイトがあった。

 どちらのフライも途中で色を変えたが、フライ色だけでなく、時間帯、マスのスレ具合、場所など、釣果や魚サイズを左右する要素が複雑にあるため、単純に「バニーリーチ」「エボレスフライ」の2種のフライ間でニジマスの全長を比較した。バニーリーチでは40~59cm、平均49.0cm、エボレスでは40~54cm、平均47.2cmであった。各サイズごとのフライ別釣果尾数を図に示す。
 FA尻別さんの魚がいかに大きいか、驚かれるかも知れない。
24082603Shiribetsutlgraph
 一見してフライによるサイズの違いが明らかでないため、Mann-WhitneyのU検定を行ったところ、有意な違いは認められなかった。とーちゃんがこのブログで、また娘に「バニーリーチのほうが大きいのが釣れる」と言っていたのは、間違い、あるいは気のせいだったのだろうか・汗。
 釣り人の感覚というのはいい加減なものだ、という事を改めて感じた。どちらも数百尾単位で釣った経験のはずだったのだが。。。。。
コメント
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