約1か月ぶりの北海道恵庭市の管理釣り場「テンパウンド(10pound)」。7月にルールが変わり、フライではインジケータは1個、そしてシンカーが使えない。そんなわけでフライにレッドワイヤーを巻き込んで準備してきた。
昼に到着、まずはレストランで食事。久々のハーブチキン・サブマリン・サンドウィッチ。全体的なボリュームはちょっと前の状態に戻り満足、親子ふたりでお腹いっぱいの昼食であった。
時折雨が降る、はっきりしない天候だったが、午後1時半に釣り始めるころには日も射してきた。
釣り人はルアーが5名、フライが5名ほど。2ndポンドは閉鎖されており、1stポンドだけの釣り。そのため、大人料金は5百円サービスらしい。1stポンド、ほとんどまったく釣れていないが、ルアーの人の前にはスタッフが念入りにペレットを撒いているので、その時はルアーロッドが曲がっている。その時以外は、ルアーも釣れていないし、フライもごくたまに釣れる程度。
娘はバニーリーチ、ペレットフライ、エボレスなどで釣り続ける。フライは、事前に入念に沈降速度を調整しながらレッドワイヤーの量を調節してタイイングしてきたが、実際にリーダーに結んで釣るとイメージ通りの沈下状態にはならず、釣りを中断してヘアーをさらに刈り込んでの釣り。
それでも、マスはかなり浮いていて、バイトもあるから、タイミングさえ合えばヒットする。ルアーの人たちに近づけばバイトも増えるが、さすがに遠慮がちに釣る。
午後1時半から3時半までの2時間を釣り、9尾、時速4.5尾であったが、周囲に釣れ方からするとまずまずの釣果だと思う。藻に悩まされることもなかった。
フライに巻き込むレッドワイヤーの量さえ決まれば、あとは以前どおり釣れると思う。ただ、レッドワイヤーをフックシャンクに巻くと、フライ自体のシルエットが理想的にはならないんだよね。自然の川で、イミテーションニンフを使う時なんかは、それゆえティペットにシンカーをつける。