縁起笑店

縁起の道も招き猫から
陶芸家猫社長のつれづれコラム
横浜の縁起村から伊豆の満腹村に移住

車に網戸

2009-07-31 | Weblog
猫社長の愛車はカローラランクスで今年7年目、通称青い玉子山ちゃん。玉子山ちゃんは1500ccなので
エアコンを付けると馬力がとたんに落っこちる。まるで子鳴きじじいを背負って走るネズミ男みたいだ。
猫社長は今日みたいなクソ暑い日以外近場ならなるたけエアコンを付けないで走ることにしている。
ただ窓を開けて走ると時々虫とかが飛び込んでくることがある。それが蜂だったりしたらもう大変。
蜂を目で追いながらハンドルを握っているわけだから緊張しまくり汗かきまくり。蚊の場合でも前方への
意識がちょっと希薄になる。蚊って奴は大抵足下を狙ってくる。目的地で車から降りると足くびあたりが
ボコボコになっていたりする。猫が飛び込んできたら・・・きっと両方で大パニックだろう。
車に網戸ってだめなのかなあ。無理だったらせめて三角窓を復活させてくれないかしら。それもだめなら
車内にカヤでも吊ろうかしらねえ。

ざまーみろ

2009-07-27 | Weblog
先月ナニカヨーカイ堂にて購入したサッカー地のチュニックシャツ、それが昨日半額になってぶら下
がっているのを発見した。やっぱりと思っていてもちょっぴりシャクだった。でも心の中では足がバタバタ
して悔しまぎれのステップを踏んでいた。
TBSラジオキラキラのパーソナリティの小島慶子はセールに行く理由を、私がセールで買ったお買い得品を
定価で買う人がいたんだと思うだけで「ざまーみろ」って優越感に浸れるみたいなことを言っていた。
ふむ、小島慶子ってすごいね。いい性格してる。まあ受け狙いで大げさに言ったんでしょうけど、
さすがの偏屈、あまのじゃくの猫社長でもそのような気持ちになったことはない。
キラキラの聴視率はそれほど高くないんじゃないだろうか。それに焦った慶子君、きわどいセリフを
じゃんじゃん垂れ流しているけど、聞いているこっちは痛々しくて返ってやりきれなくなってしまう。
わかった、わかった、もういいからさ、やめようよと声を掛けたくなる番組だ。
ところで半額チュニックシャツを購入した人は今頃「ざまーみろ」ってほくそ笑んでいるのだろうか。

3センチ

2009-07-25 | Weblog
地球と月は年に3センチずつ離れているらしい。つまり10年で30センチ、100年で3メートル、
それでいくと将来月が小さすぎて皆既日食はなくなり、金環日食になるらしい。
新米サラリーマンの玉子山君は何だかおかしいことに気が付いた。自宅から駅の改札までの距離が少しずつ
伸びていることだ。玉子山君はいつもズボンのベルトに歩数計を付けていた。最初彼は駅までの歩数が
微妙に増えていることを、自分の歩幅のせいだと思っていた。きっと疲れているんだろうと。
数年後、歩数計のカウントは30カウントオーバーし、駅に到着する時間も1分余計に掛かるように
なっていた。
定年まじかの年、玉子山君は夜明けと共に自宅を出た。駅までの遠い道のりを歩くためだ。
駅に向かう道すがら、力尽きて倒れている人が何人もいた。玉子山君はふと考える。僕が会社勤めを
始めた当初は駅までこんなにはかからなかった気がするんだけどなあ。
皆既日蝕が金管日蝕になるのは数億年後。

下敷きと煤ガラス

2009-07-22 | Weblog
午前10時、流星の絆の再放送をみるためにテレビを付けた。ところがドラマは皆既日食生中継のために
休止になっていた。仕方がないので御相伴することにした。
最初の中継地、なぜか上海からの中継は雷と大雨で太陽は雲の中、次の悪石島も突風と嵐で避難命令、
奄美大島はエリカ様、きれいに見られたのは硫黄島と観光船の甲板からだけだった。
日本での皆既日食は46年ぶり、思い起こせばその昔、猫社長が小学生の頃、学校のベランダから
観察した記憶がある。日蝕を見るアイテムといえば黒い下敷きに決まっていた。婆猫が子供の頃は
曇りガラスを蝋燭であぶって煤で黒くして見たそうだ。黒い下敷きも煤付きガラスも今は危険だとして
禁止されている。そんなこと言ったって当時は誰も止めなかったし、先生も一緒になって見ていた。
黒い下敷きを太陽に当てて見えたのは部分日蝕だったけど、太陽はガブっと齧られた煎餅みたいにだった。
その後目には何の異常もなく、老眼になるまで1.5の素晴らしい視力を維持した。
でも頭が悪くなってしまったのはこの時のせいかもしれない。

ゴルフとテニスとチーターと

2009-07-20 | Weblog
ゴルフなんてまったく興味なし、の猫社長でもパーマー、ニクラウス、ワトソン、ノーマン、ウッズ
それと石川遼くらいの名前は知っている。
昨日の真夜中、テレビを付けたら全英オープンゴルフでトム・ワトソンが優勝争いをしていた。
ずいぶんおじいさんになったなあ、でもあのスマイル変わらないなあ、とつい見続けた。見ている内に
トム・ワトソンを応援していた。しかし残念ながら準優勝に終わった。
トム・ワトソンが全英オープンで準優勝するのはジミー・コナーズがウインブルドンに予選から出場して
ベスト4まで勝ち進むのと同じくらいの価値があるかなと猫社長は思った。レンドルが現役復帰でもいいか。
テニスは足を使うから、サッカーと同じく選手生命が短い。チーターもライオンや虎より短命だ。
逃げ足の速いやつも短命だとしたら、安部晋三、福田康夫も早死にするってことかい?