台風でびしょびしょ

台風が近づいている。雨がジャンガジャンガ降っている。上野毛で大学の先輩が個展を
しているので出かけた。猫社長も個展間近でお尻に火柱なのだけど今日を逃すともう行く日がない。
DMのMAPを頼りに上野毛駅から目的のギャラリーを目指した。ところが行けども行けどもギャラリーらしき
建物がない。駅から三分と書いてあるのにどうしたんだ。もしかして道を行き過ぎたかな。
そうこうしているうちに雨風が激しくなってきて猫社長の靴も裾もびしょびしょ。
だんだん悲しくなってきた。お店のひさしで落ち着いてMAPを見直した。
一本間違えていた。老眼に地図の読めない女、またやってしまった。すごく悲しくなってきた。
DMの地図はシンプルで分かりやすく、ギャラリーもすぐ見つかった。
来月猫社長の開催する神楽坂のギャラリーうす沢は道路から奥行き二十メートルはある旗竿地だ。
地主さんが道路の入り口に目印やポスター貼ったり置いたりすることを禁じている。
玄関脇に立ててある看板は遠くて見逃しやすい、猫社長が訪問者だったら迷いに迷い何時間も
朝日坂を行ったり来たりするだろう。やっとのこと到着したとしても、怒りの余りショベルカーでうす沢を
ぶっ壊すかもしれない。うそうそ。
てことで猫社長渾身の手書きMAPを近々UPします。

墓穴を掘る？

うひょー寒い、でも暑いよりずっといい。蚊がいない。最高だ。庭に出て肉体労働ができる。
ピノコのうんちや生ゴミを埋めるための穴掘りをした。重いスコップで土を掻き上げる。
全身筋トレだ。すぐに体が悲鳴をあげる。
心臓もバクバク、汗だくだ。スコップである程度掘ったら次は複式ショベルの出番だ。
正式名ポストホールディガーを垂直に力一杯振り落とす。その動作を何度も何度も繰り返す。
複式ショベルだと掻き出す土の量が少なくなる。一日では無理なので数日かけて掘り進める。
ブラジルまで届かない程度で終了。８０センチくらいかなあ
庭を走り回るピノコが時々落ちる。猫社長もはまらないように気を付けよう。

傘がない

DMを届けにうす沢に行くことにした。半蔵門線の九段下から東西線に乗り換えて神楽坂に行く。
いつものことなんだけど、九段下の東西線の改札で神楽坂はどっちのホームかつまり上りか下りか
迷ってしまってしばし立ち往生していた。大きな駅の行き先表示はあるのだけど神楽坂はない。
こう云う時、日本は老人と外人と地方の人間に冷たいといつも思うのだ。
猫社長は老人で地方の痴呆人。そこで改札にいた若い駅員に神楽坂はどっちのホームですかと聞いた。
彼は間髪入れず「こっちです」と教えてくれた。目の前のホームだ。
すぐ来た車両に乗ってドア上の路線図を見て愕然。バッキャロー、行き先が反対じゃねーか。
竹橋ですぐ降りた。DM８００枚を持って反対側のホームへ走る。階段を下がったり上ったり
くそー疲れるんだよー。そこらの人にたずねた訳じゃない。駅員だ。プロだ。
名古屋で東京いきですねと聞いてそうですと言われ大阪行きの新幹線に乗ってしまったらすぐに
降りられない。ニューヨークにいくはずがロンドン行きのジェットに乗せられてしまったら丸一日
人生をロスする。ありえないと思っていることがありえる世の中になるかもしれない。
そのくらい信じられないことだった。神楽坂について地上にでると雨だった。
傘がない。いかなくちゃ、どこへ？猫社長のためにうす沢へ。今日は厄日。

個展のDMができた

フィギュアNHK杯を観ていた。そういえばバンクーバーは今年だった。ずいぶん前のことのような気がする。
サッカーワールドカップもあったし、総理大臣も代わったし、チリの鉱山救出もあった。
でも一年はやはり早い。
今日ようやく個展のDMが到着した。今回は１５００枚にした。でも５年前の時よりも半額でできた。
データ入稿するとほんとびっくり安くできる。写真も写真家から一眼デジカメで自前写になった。
さあ、これから恐怖の宛名書きが待っている。パソコンに住所録を作っておけば楽勝なのにって？
その住所を入録するのがめんどいのだ。億劫なのだ。
ともかくも根を詰めて腱鞘炎にならないようにがんばりましょう。

お馬鹿な万歩計

奄美大島のマンモス、スーパー、ウルトラ豪雨。空の上に巨大な貯水槽がナイアガラの滝がある
みたいな降り方だ。奄美の黒ウサギは大丈夫だろうか。
半月前、万歩計を買った。最近膝の関節がガクガクしてきたので、歩いて筋肉をつけようと思い立った。
目標は一日一万歩。
ケチって安い万歩計にしたせいか、こいつはすり足、小さなスクワットだとカウントしない。
まあいいか、数字に二百くらい上乗せすればいい。
腰に万歩計を装着して買い物に行って帰って約四千歩。結構軽く行く。一万歩なんて楽勝だ。
ところが、帰ってきて仕事のために服を着替えるんだけど作業着に装着するのをつい忘れてしまう。
てことでいまだに丸一日付けたことがなく、一万歩に到達した日がない。
夏休みの宿題みたいに明日こそはと思うのだけど、まずは老化現象をどげんかせんと。