縁起笑店

縁起の道も招き猫から
陶芸家猫社長のつれづれコラム
横浜の縁起村から伊豆の満腹村に移住

はーいNEKOSHACYO

2008-04-29 | Weblog
ふくろうちゃんは北海道のガソリンが安いと小耳に挟んでわざわざ給油しに行ったそうだ。行って帰って
給油待ちの間のアイドリングで普段よりたくさん消費したそうだ。ふくろうちゃんは鳥なんだから車なんて
乗る必要ないのにねえ。
登場人物が今の季節で言うなら雨後の竹の子、アリンコの行進くらいウジャウジャでてくる外国の小説、
チョコスキヴィッチはアンコツバヴィッチにパパピロポトフの悪口をさんざんまくしたてた。
ジャック・スミスはジャッキー・スミノカシーにジャン・ラッセル・フローを誘うか相談した。
ここまでじゃないけど今読んでる本がちょっとそんな感じ。外人なのでみんな同じ顔になっちゃうんだよねえ。
なかなか前に読み進めない。
反対に日本の小説が翻訳されて西洋に渡ったら、それがやたらにいろんな人間が入れ替わり立ち替わり出てくる
内容だとするとこうなるか。
NAITO SINNJIはSAITO REINAに明日の会議には誰が来るのか聞いた。REINAはSAIKI TORANOSIKEと
KAGUEAZAKA TAKUNIとNEMURO SADASUKE、OOGAWARA REIKOの名を告げた。
日本人の方が顔が平べったいし西洋人から見たらもっと認識しづらいだろうな。
BY NEKOSHACHO

また会う日まで

2008-04-27 | Weblog
湯たんぽを足離せるようになった頃、花粉も徐々に遠ざかる。
ジョン・アーヴィングのまた会う日までを借りた。上下巻あったので下巻はかなりのタイムラグを取って予約を
入れたつもりだったのだけど上巻を手にしてから3日後にしてもう用意が出来ましたと図書館から連絡が来た。
図書館から本を上下で借りる場合、たいてい下巻の方が予約数が少ない。ていうかまとめて貸しだせ、なろー。
まあだいたいが一巻目を期間内に読めなかったてのが理由なんだろうけど、また会う日までの場合はそれが
顕著なのである。なんてたって本が分厚い、字が小さい、最初から登場人物が夏の蚊みたいにプンプン次から次と
湧き出して、それが外国人名だから読む恥から忘れる。退屈とめんどくささで眠くなる。これでたいていの人が
ギヴアップするのだろう。そうに決まってる。実は猫社長も挫折し掛かっている。
本当にまた会う日までになりそう。きっとじっくり腰を据えて読んだら面白いんだろうけど、、、、
ああでももう少しがんばってみるかな。

平均寿命縁起村

2008-04-25 | Weblog
硫化水素って怖いんだなあ、太陽柱とイオウ入浴剤をまぜると発生するようだけど、たまごの腐った匂いって
ピータンの匂いかしらねえ。ピータンを数個食べてから誰かの顔にハアーーーと息を吹きかけたら、すごく
怒られるし、あきれられそう。ブラックではすまされないことだ。
若い命を自ら縮めてしまう人もいるし、平均寿命を越えて長寿をまっとうする人もいる。
縁起村の隣の横浜青葉区は男性の平均寿命が日本一になった。青葉区へ遊びに行くといきなりじじいがあちこち
あふれているのでまことに不思議だったのだが、これが原因だったのかとやっと合点がいった。
縁起村には図書館がないので青葉区を利用しているのだけど、本を読むソファーがあるコーナーは朝から
おじさん達でごった返しており、猫社長は雑誌など座って読めた試しがない。
まあ長生きさんがたくさんいるってことは、住みやすいってことだろうから、まずはめでたい。
さすが縁起村のお隣さんだけのことはある。でも縁起村は平均寿命を統計できない。だってみんな仙人になるから
死なないんだもの。

人は見た目が何割?

2008-04-23 | Weblog
人は見た目が9割、ちょっと前まで本屋に平積みしていた記憶がある。9割はちといきすぎ、人に不快感を
与えない程度ならいいんじゃないかと思っていた。
最近ピノコと散歩するようになってその見た目についてつくづく考えさせられるようになった。ピノコは純粋の
ワイヤーフォックステリアなのだけど犬連れの人がほんとによく寄ってくるようになった。雑種のカブの時には
ほとんどなかったことだ。もちろん相手も純粋、ボーダーだったり、ダックスだったり、テリア系の場合なんかは
遠くにいてもわざわざ近くにやってくる。猫社長のいでたちといえば相変わらずの作業着にガーデンブーツ、
たたけば埃のでる体だ。いわゆる手っ甲脚半に地下足袋はちまきでジャガーに乗ってるミスマッチおじさん。
カワウソちゃんにこのことを話したら、そりゃそういうもんかもよ。お姫様スタイルでカブを散歩させてたら
怪しすぎて誰も近づかないよ。だって。そんなかっこしないよー。
縁起村のはずれの無人野菜売り場をよく利用する。そこにはいらない葉っぱや茎を捨てる段ボールがあるんだけど、
アルマーニのスーツにピアジェの時計、ぴかぴかの高価そうな靴を履いていたおじさんがくずかごから
キャベツの葉っぱをつかみ取りばくばく食べていたのに遭遇したときは恐ろしくてその売り場に近づけなかった。
猫社長としては、人は見た目が3割、行動が4割、目つきが2割、瞳は心の窓とよくいうでしょ。
ちなみにアルマーニのおじさんは目が泳いでいた。ちょーきもちわりー。
横浜そごう6階ジャパンショップに常設、鯉のぼり かえる かっぱ

すごろく聖火リレー

2008-04-21 | Weblog
世界中で騒動を起こしている聖火リレー、フランスでは自らトーチの火を消していた。
消えてしまった火はアテネからのありがたい聖なる火なんだからふたたびアテネから出発しないといけないん
じゃないかと思った猫社長。
そこで猫社長があみ出したのはスゴロク聖火リレー、10本のトーチをルートに沿って10のチームが
いっせいのせで目的のオリンピック会場に向けて出発するのだ。
これは富と名誉を賭けた競争だ。自分らのチームが聖火台に炎を灯す栄誉と巨万の富を得るためにチームは
溶岩のようにぐつぐつと闘志を煮えたぎらせ一丸となって気持ちを奮い立たせた。そのために競争相手のトーチを
消す妨害もありだ。火を消されたチームは当然振り出しのアテネに戻らなくてはならない。出直しだ。
放水車あり地雷ありヘリコプターから消化器をまかれることも想定しながらリレーチームはトーチを命がけで守り、
走り抜かなければならない。走っているときにふいに近づいてきた物にさえも警戒心を怠らず、いざとなったら
機関銃でぶっとばす。それが善意の人々でもおかまいなし、そこのけそこのけ聖火様のお通りじゃ、頭が高い。
行く先々での破壊行動にルート上の国は恐怖と怒りを募らせた。
ルートの通りは人っ子一人いなくなり、流れ弾をおそれて放送局も近づかない。いったいどこのチームが先頭なのか
誰もわからぬままオリンピックの開会式の当日を迎えた。競技場は固唾をのんでリレーの最終ランナーを待ち
かまえていた。
太陽が西の地平線に沈もうとする直前、足をひきずり、血まみれになってやっと現れたランナー、
メロス、走れメロスだった。
なんでじゃ。