縁起笑店

縁起の道も招き猫から
陶芸家猫社長のつれづれコラム
横浜の縁起村から伊豆の満腹村に移住

龍馬の癖毛

2010-01-30 | Weblog
何日か前ラジオ番組でアシスタントの女の子が坂本龍馬大好き、なのにずっと九州出身だと思っていたって、
坂本龍馬は何した人?って聞かれて言葉に詰まって「暗殺された人」と答えていた。
猫社長ここで爆笑、何いってんだよというところだったけど、坂本龍馬、ほんまに何したんだっけ
としばし考えてしまった。薩長同盟の仲介役、だったけか。
大河ドラマ効果で今年は坂本龍馬の名前がよく出てくる。今日も龍馬はチリチリ天然パーマで髷が結え
なかったとラジオで聞いた。そうか、だから子役の子の髪もちりちりだったのかと納得。
あの頃ストレートパーマがあれば曙みたいになんとか形にできたかもしれないのにねえ。
まっことこの癖毛には苦労させられたぜよ。


玉川高島屋最上階のルーフギャラリーのショップでも販売中です。
横浜そごう6階ジャパンショップにお雛様が揃いました。

有楽町西武

2010-01-28 | Weblog
有楽町西武が閉店。猫社長が今でも縁起物作家としてやっとこさ凌いでいられるのは西武のおかげだ。
東京招き猫が西武後援のアトリエヌーボー展で入選して、商品化の話を受け全国各地で販売して
そんなこんなであれよあれよと自分でもわけもわからんうちに焼き物作家としてスタートした。
25年位前の西武って本当に勢いがあった。おいしい生活じゃなくておいしい時代だったのだろう。
有楽町にも作品を置いて貰った。西武はきらきらしていた。
でも、有楽町西武は狭い。ビルの半分なんだから仕方ないけど、その頃から何か変だなあと思っていた。
西武は銀座に進出したかった。阪急とビルをはんぶんこにしても銀座に存在したかった。
でもそれだけじゃ、長く続くわけない。と猫社長は思っている。
西武に育てて貰った猫社長、おーいがんばってくれよと願っている。

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やさおとこ

2010-01-25 | Weblog
伊東屋でネオカラーの赤を買おうと棚から取った。ネオカラーの容器は半透明なので中の色を一応
確かめようと蓋をひねった。ところが硬くて開かない。渾身の力を込めてもうんともすんともぴくっとも
しない。ちょうどいいところに棚を整理していた伊東屋のお姉さんがいたので
「すんません、中の色を見たいので開けてもらえませんか」とネオカラーを手渡した。
でもね、人間ペンチと自称する猫社長でも開けられない代物をかよわそうなお姉さんが開けられるとは
猫社長はまんずまんず期待してなかったのさ。
案の定、お姉さんには無理なのだった。お姉さんはレジにいた背の高い若いお兄さんにバトンした。
お兄さんはネオカラーを受け取って蓋をひねった。お兄さんの顔がみるみる赤くなった。
うおーー、腕の筋肉が盛り上がっている。鬼の形相、でも開かない。
ぶお、すごい音、力が入りすぎて屁がでちゃった。おいおい実まででてないだろうねえ。
伊東屋のお姉さんあああーと言う顔をしてネオカラーをお兄さんから取り上げて向こう側にいる
今度は背が低いがっちりタイプの先輩格のお兄さんのところに持っていった。
スルスル、あっという間に蓋は本体と離れた。がっちりさんおみごと。
背の高いお兄さんは猫社長にすみませんと恥ずかしそうに言ってうなだれた。
やさおとこ金と力はなかりけり、だけどもおならは臭いのよ。
過去の猫社長コラム。

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句読点に苦戦

2010-01-23 | Weblog
おととい、そごうのロフトで葦でできているバスマットを買った。消費税込み420円。
今日、元気町の100円ショップでまったく同じバスマットを見つけた。
バカヤロー、誰に?ロフトと猫社長自身にだ。
遅ればせながら川上未映子の乳と卵を読んでいる。この人の文体は独特で読点がひたすら続きつつ、
どこまでのばすんかいなんて読み進めていたら目の奥がじんじんと痛くなってもう限界やとあきらめた頃
やっと句点に到達するなんだか猫社長みたいな老眼やたら進んでいるおばちゃんにはかなり疲れる
小説なのやった。これでもまだ短い文章だ。句点と句点の間が南極と北極くらい離れてますのんや。
このづらづら文章どこかだか似ている。そうだ枕草子だよ。
春はあけぼの。やうやう白くなりゆく山際、少しあかりて、紫だちたる雲の細くたなびきたる。
どちらも英訳するのは難しそうだ。

大分と千歳

2010-01-19 | Weblog
大分から羽田に帰るときすごく早く空港に着いてしまったことがあった。
まあいいかとANAの搭乗手続きをしたら、係の人がその前の便に空席があるのでそちらに代えられますか?
と聞いてきた。オオ、ラッキーさつまあげ、もち早い便で帰ったよ。
ここは札幌千歳空港、やっぱり早く空港に着いてしまった。猫社長が搭乗する飛行機の前の便には
空席ありのランプが付いていた。大分の例があったので当然飛行機を代えられると思った。
ところがだ、JALNのカウンターのお兄ちゃんは聞き入れてくれなかった。
「だって空席があーるじゃありませんか」と言っても規定なのでだめだとガンとして応じてくれない。
融通が利かない。まるで公務員みたいだ。
出発まで2時間、猫社長は千歳空港内を歩いて歩いてラーメン食べてお土産買って、試食して
もうへとへとになってしまった。やっと機内にはいると日曜日の羽田行きはいっぱいだった。
もしかしたらキャンセル待ちの人だっていたかもしれない。
猫社長を空席のあった前の便に乗せていたら一人分の儲けが出たかもしれないのだ。
大分のANA、千歳のJAL、飛行機の席を融通したのは個人の裁量だったかもしれない。
でもその臨機応変が大切なんだ。JALみたいなお役所仕事をしていたら
そりゃーつぶれるよ。ちっちゃなことからこつこつとだ。