縁起笑店

縁起の道も招き猫から
陶芸家猫社長のつれづれコラム
横浜の縁起村から伊豆の満腹村に移住

大晦日

2010-12-31 | Weblog
2,3日前に年賀切手の追加を買いに行った。ところがすでに売り切れていた。
ハガキは今も駅などの寒風吹きすさむ街頭で販売員が声を張りあげている。
そこで切手の有無を聞いたら端から扱っていないと言われた。
切手だって商品、あんたら商売へただよね。
31日のスーパーは混み混み。商品も普段より高い。だから買わない。
お菓子売り場に父子がいた。子は小学校の低学年くらい。
「今日は遅く寝るからたくさん買っとけ」父が言う。
「ずーっとテレビ観るんだよね」子が嬉しそうに答えた。
家族団らんで紅白か、それともダイナマイトでも観るのかな。
猫社長は遠足を思い出した。おやつは500円まで。
その時だけ普段食べられないちょっと高価なお菓子が買えた。
でもやっぱりベビースターラーメンとクッピラムネ、トーサンライスチョコレートは
必須アイテムだった。
皆さまよいお年を。

ビール瓶グラスでモアベターよ

2010-12-29 | Weblog
餌付けの効果がでてきた。雀が朝からチュンチュン庭の小枝で囀っている。雀の声を聞くとなんだか癒される。
玉川高島屋屋上のルーフギャラリーに行ってきた。そこで以前グループ展でご一緒した青柳豊和先生の
個展が開催されている。先生の作品は木製、陶器などのおめでたい物がてんこ盛り。

そこで異質な物を見つけた。茶色くて瓶ビールをひっくり返したみたいな形のグラスだ。
他の素材と違うのでこれだけが浮いている。ちょうど先生がいたので聞いた。
それは猫社長が思っていた通り、ビールの中瓶を加工したものでこれもまた先生の作品だった。
ビール瓶グラスは先生とガラス職人によるコラボであるという。この先生どんな素材もOKなのだった。
先生はこの作品の原料であるビール瓶を集めるために毎日ビールを大量に飲んだそうだ。
そう言えば心なしかふっくらしているような気がした。そして今後グラスの制作はもうしないと言った。
だとするとレアだ。貴重品だ。
ビールを瓶ビールグラスで飲む。面白いしステキだ。
これは買わないわけにはいかない、速攻お持ち帰りした。


体が脳に夢をみさせる

2010-12-27 | Weblog
急な坂道を自転車で登っている。漕いでも漕いでもいっこうに進まない。自転車が左右に揺れて
転びそうだ。もうだめだ足が疲れた棒みたいだ。
そこで目が醒めた。夢だった。とたんに足が痙攣し始めた。ふくらはぎにこむら返りが襲った。
この痛みは経験した人しかわからない。息もできないくらいの圧倒的な痛みが断続的にやってくる。
猫社長は歩きすぎた日の就寝時に時々こむら返りに襲われる。
でも夢の中で自転車を漕いでフウフウ言っただけでふくらはぎが攣るなんてびっくりだ。
というか、ふくらはぎが攣る前に足を酷使させる夢を見させたという方が正解なのかもしれない。
トイレを探しまくる夢、起きると膀胱がパンパンになっている、みたいな。
体が夢で体調の変化や危険を知らせてくれるのかもしれない。
甘い物ばかり食べる夢は虫歯に注意。氷河を彷徨う夢は風邪を引く兆候。
プールでおぼれて苦しむ夢は肺の病気。唐辛子スープを飲む夢は喉の異変に注意。
髪の毛が太陽に照らされて熱くなるのは禿げる前兆。足の裏をくすぐられるのは水虫。
胸に杭を打たれる夢は心筋梗塞。脳みそがウニになる夢は脳軟化症。
知らないおばさんが「あんた顔色悪いわよ、医者に診て貰いなさいよ」なんて夢に出てきたら
その通りにしたほうがいい。
体と脳は繋がっている。大事な体を守ろうとする不思議な力があってもおかしくないよね。
今度自転車に乗るような夢をみたら、すぐに車に乗り換えよう。

歴史に幕、たった26年

2010-12-25 | Weblog
猫社長もお世話になった有楽町西武が26年の歴史に幕を閉じた。
26年、260年ならともかく26年でも歴史に幕というのかね。
猫社長くらいのおばさんにとっては20年、30年なんてついこの前といってもよい。
だいたい26年で店じまいするなんてだーらしない。猫社長の東京招き猫を世に出してくれた
西武じゃないですか。もっとがんばれなかったの?
不景気の津波に飲み込まれ、ついにあがってこられなかったってことですか。
縁起村に9月にオープンしたラーメン満腹。混んでいたのは最初の週だけで後は閑古鳥が
ばんさんかんかんカンコドリと鳴いていた。そしてとうとう、、、
3ヶ月半の歴史に幕を閉じた。
これは不景気のせいではない。まずいラーメンは救いがないのである。

犬えさに着色料は必要か

2010-12-23 | Weblog
ピノコのエサはいつもドラッグストアーに買いに行く。なんてったって安いのだ。
犬缶なんて定価の半額だ。
ピノコの食事はシーザーのペースト一日一缶と、足りない分をドライフードで補っている。
シーザーの原産国はオーストラリア、裏の表示を読むと着色料とか保存料は入っていない。
ドライフードは国産だが、着色料に赤、青、黄色、小豆、コーヒー、柚、桜、ういろうみたいに
たくさん使われている。
ここで疑問、犬が食べる物に食品の色の添加は必要なのだろうか。
「やあね、猫社長。沈んだ色より鮮やかな色の方が食欲がでるに決まってるでしょ」
と狂犬ピノコは言う。
ええーっ、ほんとかいな、じゃあこれからはミルクに食紅をまぜて真っ赤にしてあげる。
「うーん、赤はちょっと難しいかな、紫、青、黄色は朧気に見分けられるから、真っ青なミルク
とかにしてほしいわ、ああでも青いミルクはちょっとまずそうね、やっぱり黄色かしら」
ピノコよ、昨日揚羽ちゃんから鹿児島のさつまいもを頂いたのだけど、焼き芋にしたらすごく甘くて中は
ホクホク真黄ッ黄だったよ。
散歩の後でお芋がこびり付いている皮をあげるから待ってなさいね。