ハットしまったあ

ブックオフのリサイクルショップに出向いて古着やバックを買い取ってもらった。
査定は全部で７００円、電車代にはなった。
さてさて帰るかと店の外へ出て帽子をかぶろうとバックをまさぐったら、
帽子がない、ない、ない。
そういえば、古着などを詰め込んだ紙袋の一番上に置いたたような
ないような、いや、やっぱり置いた、たぶん置いた。
つまり、帽子も買い取られてしまったってことか。
傘と帽子は年にひとつは無くしてしまう。

横浜そごうジャパンショップにお雛様が勢揃いしました。
大神雛

さよならバロン

バロンは雄の大きくておとなしい雑種の老犬だ。
バロンの犬小屋は道路に面している。
ピノコとの散歩の途中で時々フェンス越しにパンやドックフードをあげていたら
猫社長の顔を覚えてじっとじっとみつめるようになった。
餌くれ、そう言っているのだ。
「ないない、今日は何にもない」と手の平をみせて
通り過ぎて振り返るといつまでも猫社長を恨めしげに見ていた。
そんなバロンは夏頃からいつも寝ていることが多くなった。
猫社長が近寄って声を掛けても頭をちょんちょんしても起きないことがあった。
それでも食べ物だと気がつくとよろよろと立ち上がってくれた。
食欲だけは猛烈だった。
今年の冬はことのほか寒さが厳しい。
バロンは無事だろうか、もしかしたらこの寒さに耐えられないのでは、
そう思うと意識的にバロンの前をよけていた。
避けてばかりいても拉致があかない。そう思い久しぶりに小屋の前を通った。
バロンの犬小屋は無くなっていた。
ああ、そうかやっぱり。しばらくバロンを避けていたことを後悔した。
会いたいときにあなたはいない。
うなだれて小屋のあった所から庭の方へ目線を移した。すると、
あれ？
土を盛ったこんもりとした小山があった。
小山の上には萎れた花束が置かれていた。
えーっ、うそ～、
どうやらバロンは庭に土葬されたみたいだ。
バロンはあそこで微生物に分解され骨になる。
今日、バロンのいた家の前を通った。
盛り土の下にバロンが眠っている。
バロンがまだいるような気がした。

高齢者のサイフ

孫への教育資金１５００万円非課税
「婆ちゃん、俺これから学校行きたいから金出してくんない」
「学校で何を勉強するんだい？」
「ばかた大学の麻雀学科で学士号を取りたいんだ」
「うそ言うんでない、勉強嫌いなお前の魂胆はみえみえなんじゃよ」
「ケチババア、あの世まで金を持っていくことはできないんだぜ」
「お前は今年でいくつになったんだい？」
「来年還暦だから５９だよ、でも歴とした婆ちゃんの孫だ、だから金くれ～」

エイリアン

テレビでエイリアン２を放映していた。
エイリアン２は１０回以上は観ている。
VHFを買ったからだ。
当時はＣＧじゃないのでエイリアンの動きは遅いけど
怖さはこっちのほうが１００万倍大きい。
ゴジラも着ぐるみの方がチャックが見えていても迫力がある。
やっぱりエイリアンは１と２に尽きる。
エイリアン３って命がけで助けた少女やヒックス伍長が
あっけなく死んじゃっていたわけだけど
そりゃないでしょ。

まだ溶けやらぬ雪の上に

日陰ではこの前降った大雪がまだ残っている。
雪かきされた小山の上でピノコがおしっこをした。
かき氷レモン。
ついにキッズ携帯からiphoneに替えた。
自動車電話から代々引き継いでいたDoCoMoだったが
このままじゃ拉致があかんので
別れる力でバイバイした。
mac一筋の猫社長としてはiphone以外の選択肢はない。
DoCoMo君さあ、ここまま殿様商売してると
パナソニック、ソニー、シャープ、ＪＡＬ
みたいになるかもよ。
スマホにして一番よかったこと、
ローマ字で文字が打てること。
あああ、ききき、けけ、
日本語かな入力が大嫌いだったのでもう大満足。