縁起笑店

縁起の道も招き猫から
陶芸家猫社長のつれづれコラム
横浜の縁起村から伊豆の満腹村に移住

立つ鳥鳥取

2010-04-30 | Weblog
目に青葉、山造成中、初ツバメ。今日の縁起村はゴールデンウイーク前のせいか銀行のATMに
人がズラーと並んでいたズラ。
東京都の人口が1300万人を越えた。だって人多いもんね。銀座も新宿も渋谷も人人人。
東京都が1300万なら一番人口の少ない県は鳥取県で59万。世田谷区でも83万人いるのに。
鳥取県ちょっと人少なすぎじゃない?もしかして一人っ子政策で二人目以降は出生届をだしていないとか、
なわけねーだろ。
預金が1300万円と59万円と考えるとこの差は大きい。
東京の1300万は近くだから何となく実感できる。鳥取の59万はぴんとこない。
いつか鳥取に行って繁華街を訪ねてみたい。猫社長は人混みがきらいなので好きになるかもしれない。
日本はこれからどんどん東京一局集中になってしまうのか。
あっ、でも日曜だったけど東京ミッドタウンはガラガラで猫社長としては実に気持ちよかった。

キャベツの赤ちゃん

2010-04-28 | Weblog

使い切ったキャベツの芯はピノコ様御用達にする。気が向くとピノコ様は自分の小屋にキャベツを運んで
ガリガリとキャベツを齧って遊んでいる。
ピノコの小屋を掃除して奥の方から萎びたキャベツを取り出した。そこでおやっとなった。
かわいい赤ちゃんキャベツがおぎゃーと生まれていた。根っこも生えていた。
よく、ネギの根の部分を植えるとまた新しいネギを収穫できるという話は聞いたことがある。
キャベツは聞いたことがなかったけど取り敢えず庭に植えてみることにした。
庭に植え替えてから一週間が過ぎた。今のところキャベツの赤ちゃんはすくすくと育ってくれて
一回り大きくなった。このままでいけば大人になって八百屋で売っているキャベツと同じ位の
大きさになって収穫できるかもしれない。
一個買っては一個収穫、四個買って四個収穫。これで年間のキャベツ代が半分になる、かもね。
もしかして、ある朝キャベツ畑人形になってピノコを追いかけ回して反対に食べちゃうかもしれない。

ジャック・ペラン様

2010-04-26 | Weblog
ドキュメント映画のオーシャンズ、まだ観ていないけど監督の名前を見てあれと思った。
ジャック・ペラン、猫社長が大好きだったフランスの俳優だ。当時猫社長は中学生。
ペランはイヴ・モンタン主演の映画Zに記者役で出演していた。そのジャック・ペラン見たさに日比谷の
みゆき座かスカラ座まで観に行った。
Zはいい映画だった。テンポもよく映画音楽もすばらしく、ペランも童顔に髭を蓄えていたけれど
最高にかっこよかった。パンフレットを買い、その後主題曲の入ったEPレコードを買い、
原作の文庫本も読んだ。ああ懐かしい。
ペランの情報を少しでもいいから得ようとスクリーンを買うようになった。そこから猫社長は
洋画に感心を持つようになった。これがほんとの好きこそ趣味物の上手なれ。
最近のペランの画像を見るとすっかりおじいちゃんになってしまって当時の面影はみじんもないけど
制作や監督としていい仕事をしていたことを知ってうんうん猫社長はたいそう嬉しかったのであった。
猫社長も人のことが言えないくらいおばちゃんになったってことだ。
クラウディア・カルディナーレと共演した 鞄を持った女 のジャック・ペランはまっこと
かわいかったんだぞ。

パワースポット

2010-04-24 | Weblog
パワースポット詣でが流行っているらしい。高尾山、井の頭公園、白金自然教育園、花園神社etc。
東京タワーも入っているんだって。高所恐怖症の猫社長が東京タワーの特別展望台まで昇った時は
癒しとか気の力をもらうどころかもう恐くて恐くてへっぴり腰で、中央の壁を伝って一週するのが
精一杯だった。じゃあなんで昇ったのか、恐怖心より昇ってみたいと言う好奇心が上回ったのだ。
花園神社には護符や土鈴を収めているけど仕事がきついし安いしパワーをもらうより吸い取られている
気がする。いえいえこれはけっしてグチではござらん。大切なお客様。
ネットとか見てると水と緑と鳥居があるところは大体がパワースポットみたいだ。
その中で等々力渓谷はいろいろな人のお薦めのスポットの中にほぼ名を連ねている。
等々力渓谷は猫社長の住む縁起村からほど近いところにある。なのになぜか猫社長は等々力渓谷には
一度も行ったことがない。
近すぎていつでも行けるさと思っていたからだ。大学も隣の上野毛だった。灯台等々力渓谷暗し。
近くて遠きは等々力渓谷。遠きを知りて等々力渓谷をしらず。
だって猫社長の学生の頃は等々力渓谷はそれほどメジャーではなかったのだ。
よし今年のG.Wはちょっくら散歩に行ってみようかね。

どこでもキクラゲ

2010-04-22 | 旬時候
縁起村の公園に立ち枯れた落葉樹がある。その木の根本になにやら気味の悪い物体がぐちゃぐちゃと
上に向かって這い上がるように引っ付いていた。キクラゲみたいだ。キクラゲは猫社長の大好物だ。
シコシコプリプリとした食感がたまらない。きくらげは乾燥したものしか食べたことがない
国産物はいい値段だ。
立ち枯れさんのキクラゲは国産だったら1万円分位収穫できそうだ。それにつけてもおいしそう。
でもやはり、不安だったので、本当にキクラゲかどうかきのこ博士のシメジジイに電話してみた。
「シメジジイ、キクラゲに似た毒きのこってある?」
「わしの知っている限りないと思うよ。キクラゲはそこら中にあるからわしはよく食べている。
ためしにちょっと食ってみりゃいいじゃん」
その後メールで画像を送ったら、キクラゲだと返事がきた。
シメジジイを信じてトマトスープに千切りにしたキクラゲを入れて食べた。
プリプリとした食感はキクラゲそのものだった。
今こうしてキーボードを打っている猫社長はお腹も壊さず吐き気も幻覚も見ず元気に生きている。