縁起笑店

縁起の道も招き猫から
陶芸家猫社長のつれづれコラム
横浜の縁起村から伊豆の満腹村に移住

幸せなうそ

2006-11-16 | Weblog
人は自分の干支がある。高校までは早生まれの人もいるけど、どこかでだぶっていなければクラスには
2種しかいないわけだ。猫社長が小学校低学年の時、未か申しかいないはずなのに、俺って
辰なんだと言ってるやつがいた。まだ幼い脳みその猫社長は辰年ということがやけにかっこよく
思えた。俺ってへびなんだじゃそう思わなかったに違いない。だがこの矛盾に気がつくのは
サンタが架空の人物だと知るのと同時くらいだったかな。サンタが実際にはいないってことは
承知のとうりだけど、おばけや幽霊はいまだに恐い、なんでかなあ。幸せなうそは冷めるのが
早いってこと?
世の中はもうクリスマスだけど早すぎるよ。ところでキリストの干支はなんだろうね。

粘土にいろいろあるけれど

2006-11-15 | Weblog
干支を集めている岐阜の熊五郎さんから電話をもらった。熊五郎さんは干支を収集して個人の
研究所をつくっている。1000点集めたら一応終わりにするつもりだと言っていた。
猫社長の干支もずいぶんその中に収められている。ありがたいことでござる。
その熊五郎さんが猫社長の作品の土は何を使っているのかと質問してきた。陶か磁土かということだ。
実は猫社長の粘土は瀬戸のさる業者から半磁土と言う名前の土で、磁土より粘りがあって
焼くと硬質で白くなる土を買っている。つまり磁土でもなければ陶土でもない、なんちゃって
陶土、偽装磁土なのだ。すると作品はコウモリ焼きになるのかな
熊五郎さんは猫社長の干支作品に名をつけたいようだ。そこにどのような材料をつかっているかを
一筆付け足したいのだそうな。これまたありがたいことでござる。
熊五郎さんは半磁土なるものがあることを知って少し驚いていた。
ただ原料が半磁土ということになるとちょっとさえないな。
1000点までもうじきだと言っていた熊五郎さん、これからも体を大事にして干支を集めて
くださいね。

いのししの次の干支は

2006-11-14 | Weblog
亥の富士と飛んでるいのししが足りないので少し作った。ただ窯をすかすかにして焼くのは
もったいないので何かつくって埋めなくてはいけない。うーん何を作ろうかな。
ちょっと急ぎなのでのんびり一点物を作っている場合ではない。そうなると再来年のねずみか、
来年の話をすると鬼が笑うって言うけど、再来年ならなにさ、鬼が地獄の門番だから、
さしづめ閻魔大王かな。そんな時うづらちゃんが遊びに来て、乾燥棚に置いてあるねずみをみて、
来年ねずみ年?とのたまった。ううん来年はいのしし、ねずみは再来年と教えてあげた。
猫社長は年から年中干支を作っているので当たり前田だけど、普通の人は正月くらいしか
干支には関心を持たないものだ。自分がなにどしだかわからない人も最近は結構多い。
でも絵も何も書いていない乾燥段階のねずみをねずみだって認識してくれたことが嬉しかった。
よしよし、これでいけるぞ。

タウンミーティング

2006-11-13 | Weblog
タウンミーティング、あれって一回開催するのに1100万円かかるんだって、やらせなのに。
参加した人に10万円くらいのおこづかいあげてるんならわかるけどなぜそんなにかかるの?。
猫社長はずいぶん前に縁起村の村おこしと活性についてのシンポジウムとかなんとか、
よくわからないけど、参加したことがある。村の公民館に行って見たら10人くらいの
おじじ、おばばがいて2時間くらいおしゃべりをしたのだけど、その時は缶ジュースとみつ豆を
だしてくれた。
事前にこういう発言をしてほしいとはいわれなかったけど、みつ豆にあんこをつけてくれたら
協力してもいいかな。

みどりのおばちゃんはもしかして

2006-11-11 | Weblog
縁起村のたぬき小学校の校門から50メートルいったところに緑のおばちゃんが毎日立っている。
前は十字路の信号のない道路の横断歩道で下校時の子供の誘導をしていた。でも信号ができてからは
ちょっと手前の三叉路で仕事をしている。そのおばさんはトータルで20年間みどりのおばさんを
している。今日も4時過ぎにそこを通りかかったらやはり一人で文庫本を読みながら立っていた。
子供の姿は一人もいない、すごくひまそうだ。たぶんこの時間までは絶対にいなくてはいけない
ということなんだろう。ひょっとしてこのおばちゃんは公務員てこと?ちょっと前にみどりの
おばちゃんの年収が800万円という自治体があるっていってたな。うひょ、だったら絶対
やめないよ。定年までやるっきゃないでしょ。
ないしょでいいから下請けさせてくれないかな、時給1000円でお願いします。