縁起笑店

縁起の道も招き猫から
陶芸家猫社長のつれづれコラム
横浜の縁起村から伊豆の満腹村に移住

粘土にいろいろあるけれど

2006-11-15 | Weblog
干支を集めている岐阜の熊五郎さんから電話をもらった。熊五郎さんは干支を収集して個人の
研究所をつくっている。1000点集めたら一応終わりにするつもりだと言っていた。
猫社長の干支もずいぶんその中に収められている。ありがたいことでござる。
その熊五郎さんが猫社長の作品の土は何を使っているのかと質問してきた。陶か磁土かということだ。
実は猫社長の粘土は瀬戸のさる業者から半磁土と言う名前の土で、磁土より粘りがあって
焼くと硬質で白くなる土を買っている。つまり磁土でもなければ陶土でもない、なんちゃって
陶土、偽装磁土なのだ。すると作品はコウモリ焼きになるのかな
熊五郎さんは猫社長の干支作品に名をつけたいようだ。そこにどのような材料をつかっているかを
一筆付け足したいのだそうな。これまたありがたいことでござる。
熊五郎さんは半磁土なるものがあることを知って少し驚いていた。
ただ原料が半磁土ということになるとちょっとさえないな。
1000点までもうじきだと言っていた熊五郎さん、これからも体を大事にして干支を集めて
くださいね。