京都は12日連続の猛暑日らしいです。
とはいえ、西にひと山越えた亀岡あたりは同じ盆地とはいえ朝は涼しい。
エアコンのスタートボタンを押すタイミングが少しずつ遅くなっています。
今はまだ窓を開けて扇風機で風を送っています。
義姉と義妹がそれぞれ娘たちを連れて母を慰問してくれました。
マスクを外せない母はイヤイヤと言いながら、いっしょの写真におさまってくれました。
問題はひとつひとつ解決しているとはいえ、今度は入所して10日の施設の食事がぞんざい。ということで母のストレスはおさまりません。
外から宅食してもらうことも検討し始めて、それで昨日の午後は2時間かけてネットと電話で情報を収集していたのですが、芳しくない結果に疲労困憊してしまいました・・。
地域が辺鄙なので、宅配となると、配達地域外とか冷凍で一挙に5食とか、なかなか容易ではありません。
ましてや、母の必要とする軟食、刻み食の宅食は皆無です。
特別養護ホームになれば、そのあたりは厨房できちんと用意されるのでしょうが、母の入所したサービス付き高齢者住宅は、外からのケータリング、昔ふうに言うと「仕出し」で食事を提供しています。なので、細かいケアが出来ないのです、というか、してくれない。
刻み食といっても、ケータリングされた食事を刻んだだけ・・。
入院していた病院の刻み食は、刻んだものをつみれ風に固めてあんかけをかけるなど、京都風の一品に仕上がっていたので、母は大喜びだったんですけどね・・。
なかなか、すっすとは行かないのが人生です。
病院は歩いてすぐですし、窓からの近景では小鳥がぴょんぴょんと窓近くでお散歩するのが見えたり、顔を上げれば、青々とした田園風景、なだらかな山並み、聞こえてくるのは蝉時雨と小鳥のさえずり、という穏やかな環境は最高なんですけどね。
とはいえ、いっしょに悩んでくれる家族がいるだけでも母は幸せじゃん!と思います。子供としても、母が満足できる生活をめざせるというだけでも、ありがたいことと思います。めざしたくても、もはや、めざせなくなる時がいつかは来るでしょうからね。