B面でかせごう!

京都なまりのフランス語通訳
*人見有羽子のポップでキュート*

命の洗濯の京都ぷらぷら歩き(女子篇)

2015-08-17 14:26:36 | ひとりごと

京都のぷらぷら歩きは、ヒール履いて行ったので、かなり禁欲的散歩となりました。


二条下がるの「grains de vanille グラン・ヴァニーユ」に直行するも、満員でしたので、また閉店間近にお茶しに来ます、とケーキだけ選んで立ち去り、単行本1冊を持参していたので、じゃあ、二条上がるの読書カフェの「月と六ペンス」で読書だな、と、探すも看板が見当たらなくて、うそ、つぶれた? とうろうろして、ようやく探し当てた該当ビルの2階にあがると、お盆休み・・・との貼り紙。

まあ、仕方おへんな。


さらに堺町三条から下がって、イノダコーヒ本店。こちらはすぐに「天井の高い席で」のリクエストが通って(喫煙席だけどかまへんの、天井高いのが第一)、ハムサンドとアイスコーヒーでゆっくり。

汗がひいたところで、母の刺繍道具と麻布を買いに、四条のノムラテーラーへ。

ノムラテーラーは私がものごころつかないうちから母に連れられ、母が作ってくれる私の服の生地を選んでいたお店。まるで変わらない、気がします。布がいっぱいあって、最近は小物(アップリケ、リボン)もとっても充実していて、あっというまに1時間が過ぎます。

麻布は白・ベージュ・薄緑・薄ピンクの4枚を選んだのですが「縮むので水通しを」と助言を受けて、えええ、水通しひと晩して、アイロンも必至と聞くと、ああ、また私の滅私奉公の容量が増えた・・と愕然としますが、しばらく母にはひとりで退屈しないでいてほしいので、がんばって、水通しとアイロンかけます。

あっというまに5時が過ぎていて、あ、グランヴァニーユって6時閉店! またもや四条から御池へと上がらなきゃ、このヒールのミュールで・・。ちょっと無謀ながら、ここのところ車ばかりで歩いてないので、まあ、運動だな、と、必死に早足。

閉店30分前、喫茶のお客さんは私ひとりだったので、窓際の席をいただき、選んでおいたプラリネ味のクリームのシュー(これはアーモンド粉のマカロン風のシュー)とオリジナルブレンドのミルクティーをアイスでいただきました。

小さなお店ですが、白が基調のインテリアは今、雑用にもまれている私には、雑念をリセットしてもらえる貴重な空間でした。他にお客さんがいないのもありがたかったね。でも、閉店間際とはいえバースデーケーキをひきとりに来られるお兄さん(タクシーで門づけ!)や、ご年配のおばさまが入って来られるので、いろんな人の人間ドラマを想像しながら(あ、今日はお誕生会なんだな、8月13日生まれなのね、じゃあ私と2日違い、でも私にはケーキはないだろな、とかとか)、しあわせなひと時でした。


結論。やっぱり京都はひとりでうろうろするのが1番! との結論です。しゃべらなくていいし、道に迷っても気を遣わないでいいし、お店の人とぺらペらしゃべって、ほな、さいなら、という、一期一会のさっぱりした人間関係がいちばん気楽。超楽しい。

東京でもたぶん同じことだと思いますが、いまだ東京を散歩する気にならない関西人なので・・。


涼しくなったら吉原を散策しようともくろんでます。そういう本を読んでるので、興味津々。




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