またまた『キャロル』続きで恐縮ですが、
キャロルとテレーズの初めての昼食。あれはレストランというよりカフェかな。
キャロルが慣れた感じで「ほうれん草にポーチドエッグ」を注文し、選ぶ余裕のないテレーズが「私も同じもの」。
テレーズのぎこちなさも初々しくてチャーミングですが、ここで「ほうれん草にポーチドエッグ」を選ぶキャロルのセンスがわたし好みで、う〜ん、すてきと思って、ほうれん草と卵を準備しました。
でも、ほうれん草をお浸しで先に使ってしまったので、ポーチドエッグだけマスターすることに。
むかしはとてもややこしいポーチドエッグでしたが、今では小わざがあることを先日、料理番組で知り、その後、ネットで検索しましたら、あるわ、あるわ、なんだみんなポーチドエッグの失敗しない作り方もう知ってるんだ、と、びっくり。
ほんとにあっというまに失敗せずに作れました。
小鍋にお湯を沸かし、お箸などでお鍋の内壁周囲のお湯を回転させるのが最大のコツ!
きわめて科学的。白身がみごとにまとまるんですねえ。強力な台風の目みたいですねえ。
ちょっと蒸らしが長すぎたか、黄身のとろとろ感が足りない感じですが、次回は蒸らし時間を3分と言わず、2分半くらいにしてみようかな。
半熟卵を作るよりよほど簡単なので、これからはoeuf poché ウッフ・ポシェ、ポーチドエッグでいきます。
この白いぽよぽよを活かすには、添える食材はカラフルな方がいいですね。
ほうれん草にポーチドエッグって、深い緑、ぷよぷよ白から流れ出るオレンジを帯びた黄色、セ・トレ・ボ!