おれおれ日記

平成の快楽主義者な管理者による酒の話、現代美術の話、音楽の話、世間話をただただ垂れ流す日記。

つつい

2010-09-17 12:00:39 | Weblog
筒井康隆は好きでも嫌いでもなかった。
まあどちらかというと好きかな。
漫画も持ってるし。

という程度の筒井ファンだった俺。だが、初期短編集「あるいは酒でいっぱいの海」は表題作の洒脱(?)な感覚から、「ちょっとこの作品集はいいんじゃないか」と、初めから期待させる内容だった。

そして、作品集最後の短編。「睡魔のいる夏」には度肝を抜かれた。
いや、度肝を抜かれたというのは適切な表現ではない。
とにかく、読んでいる間中(といっても10P内外の短編なのだが)鳥肌が収まらなかった。自然と連想したのは「2001年宇宙の旅」の老人が食事しているシーン。
いろんな意味で趣味は悪いが、俺の結婚式というものがもしあったらこれの文章を拝借して参加者全員に配りたいとさえ思った。

今思い出してもすごい。あの作品は。

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月曜日はなんとか晴れ予報。でも台風の余波で海は荒れてそう。
まだ行ったことがない真栄田岬とか攻めてみようかな。

とにかく、1時間ごとぐらいに天気予報をチェックしている。

さて、旅行前はいつも恐怖だ。
「旅行が終わったら、この先何を楽しみに生きたらいいのか」と。
12月には京都に行くつもりでいるので、当面はそれが目標か。月1ぐらいで短期目標がほしいところ。

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シュノーケリングガイドなんかを見て沖縄の海の写真に接すると、ぐっと心臓を握られるような感覚に囚われる。
飛び込みたい、ここに飛び込みたいと血が騒いで浮き足立つ。
今回は期待薄だな。
来年か。
西表にチャレンジすっかな。



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