おれおれ日記

平成の快楽主義者な管理者による酒の話、現代美術の話、音楽の話、世間話をただただ垂れ流す日記。

ああそうか

2012-07-20 12:11:04 | Weblog
いじめの事件が色々と報道されてるのは政局だからか。もしくは他に隠したい事があるのか。

普通だったらこれぐらいの事件は1回報道されてシャンシャンだもんな。

マスコミも視聴者もいいように踊らされてるよ。

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というような、グチというか批判というか政治関係というかなんというか、は言わないようにしようと思った矢先に。

俺の性格なんだろう。極力努力したい。

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狂っている。
藤枝静男「田紳有楽/空気頭」を読んでの第一の感想。

田紳はとてつもなくぶっ飛んでて、すごく楽しい作品だった。
時折苦笑しながら読んだ。爆笑してはあっち側に行ってしまう。
もうこれが俺に言える最大限の言葉。
阿片でもやりながら書いたんじゃないかと疑う。

空気頭も苦笑しながら読んだ。爆笑すると…。

こういう突き抜けたものに出会うと、俺の感性なんてのは一般的で取るに足らないのだということを実感する。

解説にもとても興味があるのだが、如何せんまだ読んでいない作品が多いんで、手をつけるのを止めておいた。

次は
安部公房「飛ぶ男」を読む。
狂った作品に出会いたい。

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手塚治虫が安保闘争やそれに付随した左翼運動を憎悪していたという事を始めて知った。
「ボンバ!/魔の山」のあとがきにて。
曰く、安保闘争やそれに群がる知識人によって、漫画の自由度が損なわれたと(簡単に書きすぎか)。
それによってつげ義春や水木しげるが憂き目に会ったと。

COMのライバルであるガロ出身のつげについて手塚が何かを書いているのを始めてみた。

そして、手塚プロのゴタゴタ中に訪れた手塚の暗黒期。
そのころの作品には優れたモノが多い。