急ぎの原稿があるのに

こんなものを書いている。

川上未映子の芥川受賞作「乳と卵」を読んだ。
あいかわらずの川上節。文体は好き嫌いあるだろうなと。
内容は、川上のトラウマなんかが表出されているようで、私小説的な部分もかなりあるのではないかと推測される。

普通に面白かった。
川上の文章はこれからも読み続けるだろう。

文芸春秋に載った芥川賞の選評なんかを読むと、ほかの候補作では「ワンちゃん」なんかが面白そう。
山田詠美が「乳と卵」以外の作品や作者をぼろ糞にこき下ろしていて面白かった。作品は好きになれないけど、山田詠美にちょっと興味が沸いた。

で、昨日新宿紀伊国屋で流れていた映像で、動く川上をはじめて見て興奮。
サイン会、仕事で行けなさそうだし、こうなったらライブにでも行くかな…。

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歌手の友人が、ヤフーミュージック（印象度ランキング）で第四位を獲得したとのこと。

アメリカにわたって建築デザインの仕事に就いている友人の年収を聞いてびっくり。

保険屋をやっている友人は意気揚々と保険を売ることに人生の意味を見つけ出そうとしている。

方や、路線変更、脱落なんていう話題も多い。

俺はというと、どっちつかずで宙ぶらりん状態。

こんな内容の私小説を書いてみようかと考えてみたが、内容の陳腐さに反吐が出そうになり、やめた。

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「ルーブル美術館」の展覧会を上野に観にいった。
感想、「つまらん」。
ヨーロッパのフランス革命前後の貴族社会の動向に心から興味がないことを改めて感じた。
上野の美術館が基本的に大嫌いということも再確認。

俺大学の「西洋史専攻」よく卒業できたな。