翻訳者魂

人間は関係を持ちたい。人間は知られたい。人間は参加したい。人間は貢献したい。人間は自分に価値があると思いたい。

音声ブログでキミにコネクト!

2005-03-09 11:19:24 | インターネット
Radio Hoder

ライブドアの堀江社長のように日本放送の株を取得しなくても、音声ブログを使えば自分の放送局が持てる。

今、音声ブログに対応しているメジャーなBlogプロバイダはSeesaa。早速、Seesaaのアカウントを取得して、音声ブログを作成してみた。

自分のPCの音源ボードには雑音が入るので、MP3ファイルのアップロードは断念。記事の音声変換に挑戦する。

1. まず、記事を書く。
2. 保存する。
3. システムが自動的に記事を音声に変換。

音声ブログのできあがり。結構簡単。もちろん、音源ボードに雑音が入らなければ自分でMP3ファイルを作成してアップロードできる。

音声ブログを聞くには、Dopplerなどの音声ブログ自動収集ソフトを使用する。これでApple iPod などのMP3プレイヤーで通勤通学途中にブログを聞けるようになる。

参考: Seesaa

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国外に住むイラン人にとって、ブログは家族や友人と連絡を取り合う手段に止まらない。ブログは世界に分散するペルシャの文化を結びつける重要な手段なのだ。

5年前、改革系新聞社で働いていたデラクシャンはテヘランでブログを始めた。しかし、改革系新聞社への厳しい取締りに危機感をおぼえ、2001年に妻と共にトロントに移住。

そこで、デラクシャンはペルシャ語に対応したブログの開発を決意する。

「イランの文化、とくに若い人々の文化と繋がっていたいと考えたんです。新聞社時代の私の読者とも連絡をとりたいと考えました。」

イラン国内のブロガーの数は46,000人と推定されているが、デラクシャンは世界全体のペルシャ語ブロガーの数を75,000と見積もる。

イランのブロガー数は、ここ数年、凄まじい勢いで伸びている。イラン国内外のイラン人の情報交換の最大手段はは今やブログなのである。

デラクシャンはブログをさらに強化するために英語とペルシャ語に対応した音声ブログを追加した。

イランで聞くことができるラジオは、政府か、またはロサンジェルスの亡命者団体が管理しているものに限られている。しかし、音声ブログを利用すれば、だれもが情報を発信できるし、討論に参加できるようになるのだ。

当然ながら、ペルシャ語音声ブログには問題もある。

イラン国内ではダイヤルアップ接続かインターネットカフェが主流であり、音声ファイルの作成とアップロードに適した環境ではない。

イラン政府は国内の音声ブログを検閲の対象とする可能性がある。最近また20人以上のブロガーとサイバージャーナリストが逮捕されたが、これは音声ブログにとっては悪い前兆かもしれない。

アメリカだって安心できない。アメリカのホスティング会社が、イラン人学生が運営するニュースブログANSAを突然閉鎖した。もちろんイランの状況はもっと悪い。イラン国内にもホスティング会社はあるが、ANSAのようなニュースサイトは理由もなく閉鎖されることが多い。

デラクシャンは今のところ音声ブログは通常のブログよりも影響力が小さいことを認めている。しかし、音声ブログが簡単に利用できるようになればその影響力は大きくなるだろう。デラクシャンは、今春のイランの選挙に向けて音声ブログの下準備をしている。現在は、イラン国内外のイラン人の学者やジャーナリストへのインタビューを計画している。

「音声ブログを真剣に聞く人がいれば、選挙にも影響を与えられるかもしれません。イラン国内の主流メディアが、わたしの音声ブログを聞き、それを多くの人に広めるかもしれませんしね。」

Persian blogging round the globe

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
何でもお金 (einichi)
2005-03-12 02:14:46
eirakusan



>でもお金お金の世の中に清涼剤を持ち込みましたね。



「くらしの手帖」のように、好きなことを自分のペースで書いていきましょう。
返信する
放送局を持とう (eirakusan)
2005-03-09 18:17:07
この記事のトップの「キャッチ」すごくいいですね。money-free innovationだ。

何でもお金お金の世の中に清涼剤を持ち込みましたね。
返信する

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