翻訳者魂

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タンタン (TINTIN) と日本人

2007-08-27 11:47:56 | 社会
「Tintin In The Congo」の中のアフリカ人の描写が問題になっている。ベルギーにすむコンゴ人学生が、コンゴ人を侮辱しているとして訴訟を起こした。その中で黒人は、「猿のように見えて、愚か者のように話す」と書かれている。

タンタンは世界中を回る少年探偵で、もちろん日本人にも会っている。さて、日本人はどのように記述されているのだろう?

「THE BLUE LOTUS」を見てみよう。3ページ目に、丁寧にお辞儀をする日本人が現れる。タンタンは日本人を見てこう思う。

「黄色い肌。黒い髪。メガネ。注意しなきゃ。」と自分に言い聞かせている。この本には日本人がたくさん描かれているが、どれもメガネと出っ歯。ステレオタイプそのもの。

出版元は、Telegraph.co.ukで、次のように説明している。

「本は、当時の文書として参照するべきです。作家は、当時の植民地の様子を描きました。ブルジョアの視点で、アフリカ人をステレオタイプにあてはめてかいたのです。」



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