翻訳者魂

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携帯電話と音声認識でローカルサーチがかわる

2008-03-18 22:22:45 | インターネット
SES New York: The Road To Mobile Search

ニューヨークでサーチエンジンストラテジーズカンファレンスが開かれている。最新のオンラインマーケティングの状況について話し合われているわけだけど、注目を集めているのは、携帯電話によるサーチエンジンの利用。たとえば、ユーザーが受話器に向かって話しかければ、検索結果が画面に表示されるという技術だ。

地元の情報を集めるには古くから411番が利用されてきたわけだけど、グーグルがフリー411のサービスに乗り出して事情が急速に変わってきた。グーグルは今さかんにボイスデータを集めている。

V-Enable社のCollin Holmesは、音声認識技術と音声検索システムが未来の情報収集に占める割合が大きくなるだろうと予想している。

ChaCha社のKevin Mazzattaは「最良の検索結果を得るには、『人間の頭脳』が必要だ。」と語る。『人間の頭脳』がサーチエンジンから人間的なデータを集めるということだ。これをはじめるには音声認識が必要だ。

ユーザーの地元の情報が集まれば、携帯電話が音声を認識することによって実現できることの可能性はさらに広がる。「ローカルサーチは爆発的に広がるでしょうね。」と語るのはSkyhook WirelessのRyan Sarverだ。

ローカルサーチはもちろん地元の人々がいなければ成り立たない。旅行、地元の製品、歓楽街についての情報が必要だからね。

ローカルモバイルサーチを使いやすくするには、音声認識やバーコードなどいくつか方法がある。ユーザーは地元の商店から携帯電話を使って、その商品のレビューを見たり、テキストメッセージを送ったり、ソーシャルネットワークにアクセスしたりもできるわけだ。

と、ここまではアメリカの記事だけど、日本でもすでに携帯電話向けの音声認識技術は発表されている。

携帯電話向けコンテンツ特化型分散高精度音声認識システム
『AmiVoice(R) DSR for Mobile Contents』のサービスを開始
~モバイルコンテンツの操作性を飛躍的に向上させるソリューション~



高精度大規模語彙の音声認識を可能とし、本サービスを利用したコンテンツを作成することにより、携帯電話に向かって話すだけで、住所/駅名/ランドマークなどがコンテンツに入力できるようになります。『AmiVoice(R) DSR for Mobile Contents』は、コンテンツの付加価値を飛躍的に向上させるサービスです。


ローカルサーチエンジン時代の幕開けだ。トップになるのは誰だ?


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