英語道(トラスト英語学院のブログ)

長野県伊那市の英語塾「トラスト英語学院」の塾長ブログです(^^)/
〒396-0023 長野県伊那市山寺305-16

手厚いのか、手ぬるいのか?

2023年02月08日 | 指導現場にて

ある高2生から「学校から2冊の熟語集の斡旋があって、どちらがおススメでしょうか?」と相談を受けました。

 

どんな参考書や問題集も手に取って中身を見ないとどれがいいか分かりませんし、どちらが使いやすいかは人それぞれなので一概には言えませんが、私は『英熟語ターゲット1000』を薦めました。子の学年に生徒たちは『英単語ターゲット1900』を使っているので、バランスがいいでしょう。

いつからでしょうか?高校が大学受験用の参考書を斡旋し、それが毎週の小テストや定期テストの範囲になってやらされる。全てが準備され与えられる時代を、手厚いと考えるか、手ぬるいと考えるか。

私が高校生だった頃は、エール出版社の合格体験記を読み漁り、そこで紹介されていた参考書類を本屋で実際に手に取って自分の肌に合うか確かめて、購入したものでした。英単語集一つをとっても『試験にでる英単語』『ターゲット1900』『英単語の合格水準』などがあり、どれがいいか友人と議論しました。

そして、購入した参考書で勉強し続けるのも本人次第。「あの単語集やってみたら、めちゃくちゃ覚えやすかったよ」「この問題集は解説が薄いよね」「内容が高度過ぎて、やり遂げるだけの基礎力がまだ自分にはついていない」「買っただけで満足し、結局は本棚の肥やしになった」といったように、自ら考え、行動し、振り返る「PLAN-DO-SEE」が、受験勉強を通して自然と身についたと言えます。

しかし、今はすべてが与えられてしまっている時代。果たして、良いのか悪いのか・・・。

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人生の起点の一つたる長野五輪

2023年02月07日 | TOEIC・英検など

25年前の今日、1998年2月7日、長野冬季オリンピックが開幕しました。

1996年 大学卒業・就職(TOEIC720点・英検2級)

1998年 長野冬季五輪へ出向(TOEIC760点)

2001年 退職・留学(TOEIC800点・英検準1級)

2002年 帰国(TOEIC920点)

2004年 塾業界へ転職(TOEIC940点・英検1級)

2012年 独立開業を決意(TOEIC980点)

2014年 トラスト英語学院を開塾(TOEIC990点)

大学時代から受け続けていたTOEIC。就職してからは、仕事の忙しさを言い訳にして勉強を怠る時期もあったので、確かに点数の伸び率は悪い。でも、ランクB(730点以上)の点数が取れていたので長野オリンピックへの出向が決まり、その経験が英語で生きていこうと決意する起点となり、今があります。

どんなことでも、続けていけば道は必ず開ける。そんなことを英語と長野オリンピックに教えてもらったように思います。

長野駅東口にて(1998年2月21日撮影)

長野オリンピックからもう四半世紀が過ぎたんですね。今日はV6の「WAになっておどうろう」を聴こうかな・・・(^^)

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2週間前のロング走

2023年02月06日 | ランニング・筋トレ

京都マラソンまで2週間となった昨日、フルマラソン2週間前恒例の30kmロング走を行いました。前回のフルマラソンの2週間前は伊那から高遠までを往復しましたが、今回は南に舵を切って、駒ケ根まで走ってきました。

天気は快晴無風。最高のコンディションの中、大田切川に架かる駒ケ根橋から中央アルプス・千畳敷カールを望む地点を折り返しに走りました。

駒ケ根橋から望む中央アルプス・千畳敷カール

 

こまくさ橋

 

南アルプス・仙丈ケ岳も圧巻

 

軽い気持ちで「ちょっと駒ヶ根まで」のつもりで走り始めましたが、これまで車で数百回は通っている道でも、走ると意外と遠く、しかも、宮田に入ってからはほぼ上りできつかったです。結局、33km+4kmダウン走で、37kmも走ってしまいました。でも、これだけの高低差を走っておけば、京都マラソンのコースは自信を持って臨めます。

今日からは少しずつ走る距離を落として疲労を抜いていくテーパリングの期間に入ります。体調を万全に整えて、上洛します。いくぞ、連続サブ3.5!

昨夕はお月様も大きく綺麗でした(^^)

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倍率なんて関係ない

2023年02月05日 | 指導現場にて

国公立二次試験の出願が締め切られ、各大学の志願者数が確定しました。

地元・信州大学を目指している現高2年生の中にも「目指している学部が約3倍でした。厳しいですね。来年はどうなるんでしょう」と授業中もその話題が出てきます。

しかし、私はこう答えています。「3倍?大したことないね」

 

なぜか。少子化となり、大学全入時代の到来が叫ばれてから久しい昨今からでは考えられないことですが、第二次ベビーブーマーだった私の大学受験時代は「一浪、ひとなみ」という格言が世の中を闊歩するほど、厳しい戦いを強いられ、浪人が当たり前でした。

私が受験した1992年早稲田大学政治経済学部の入試データです。

募集人員 920名

志願者数 21,125名

受験者数 19,775名

合格者数 1,483名

入学者数 916名

 

名目競争倍率(=志願者数÷募集人員) 22.96倍

実質競争倍率(=受験者数÷合格者数) 13.33倍

少子化による大学全入時代の現在は、どの大学でも5倍を超えると高倍率と考えるでしょうが、1990年前後は10倍を超えるのが当たり前でした。しかも、受験人口は減少の一途をたどっているのに、東京大学を例にとると、募集人数はこの10年以上変わってないんです。だから、いかに現在が大学に入りやすいかお分かりいただけると思います。

でも、たとえ倍率が20倍になったとしても、100人の受験会場では5人が受かる訳であって、受験会場に足を踏み入れた時、「あー、この中で受かるのは俺だな」って思える勉強をするのが大事ですね。何人受験しようが、およそ7割前後になるボーダーラインの得点をすればいいわけです。そのために、偏差値、倍率、当日の緊張感等々、合否を左右する様々な要因を考慮に入れ、学力と共に強い精神力を培っていくのが、毎日の勉強です。

 

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スシロー問題の英語

2023年02月04日 | 実用英語

一部の民度の低い人たちのせいで社会問題化しているスシロー問題。でも、これって氷山の一角(the tip of the iceberg)。動画に撮ってSNSにアップされているのだけが問題になっているわけで、動画に撮ってもアップしていない例や、そもそも動画に撮らずとも悪ふざけをしている例の方が多いと思われます。

被害を受けた企業の断固たる毅然とした(resolute)対応を称賛するとともに、民度の高い英語学習者はスシロー問題の英文記事を読んで、ボキャビルの機会にもしましょう。記事中に出てくるいくつかの語彙です。

lick ~「~をなめる」

spout「(やかん・急須などの)口」

saliva「唾液」

offensive behavior「下品な振る舞い」

file ~ with …「~(訴状など)を…に提出する」

hefty damages and compensation「高額な損害賠償」

deter ~「~を抑制する」

どうでしょうか?これらの英単語がサッと出てくるようにしたいですね。いずれも英検2級~準1級レベルです。

「天然インド鮪7貫食べ比べ」(2021年10月23日 スシロー伊那店で撮影)

今回の件で外食産業全体の社会的ルールが再確認され、安心して食事ができる環境が戻ってくることを願うばかりです。でも、日本はいつからこんな情けない国になってしまったんだろうな~。昭和の時代には子供たちが容赦できない振る舞いをしていたら、顔見知りじゃない周りの大人が毅然と注意していたんだけど・・・。

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2023年1月のランニング記録

2023年02月03日 | ランニング・筋トレ

今年も一ケ月が過ぎ、今日は節分。明日は立春。時の経つのは早いですね。先月のランニングと筋トレの総括です。

下旬は寒波に襲われて寒い日が続きましたが、前半は温暖な日が続き、順調に距離を踏むことができました。走行日数27日、走行距離は310.0kmでした。一日平均10kmですね(^^)v

1月1日撮影

 

記録を見ると、ランニングを始めて以来、1月としては最も走れました。やはり今月19日の京都マラソンがいい目標となっています。

自分の走りを改善するために、股関節周辺を意識した走り、換言すれば、下半身と上半身の連動、腸腰筋と大殿筋を使った走りを心がけています。そのために、股関節周りのストレッチに力を入れるのはもちろんのこと、肩甲骨の可動域を広げて体幹で走れるよう、マラソン関連動画を見るなどして、日々のルーティンに取り入れています。

シンガーソングランナー・SUIさんが動画で紹介されている股関節のストレッチをやってみて下さい。ストレッチって、きつくて面倒くさいですが、やればやっただけの効果が出ますよ。私も股関節周りから膝にかけての筋肉のつき方が変わってきたのを実感しています。

暦の上では明日から春。そして、2週間後には京都マラソンがあります。昨年11月の松本マラソンに続き、連続サブ3.5を達成すべく、トレーニングと体調管理を万全に行ってまいります。

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We shouldn't take it for granted.

2023年02月02日 | 実用英語

一昨日(1月31日)、松本の信州大学医学部附属病院を訪れた帰路、コーヒーが飲みたくなって松本IC近くのセブンイレブンに入りました。

「一度に2個買うと、1個当たり149円が100円に!」というキャンペーン宣伝文句に誘われ、コーヒーと一緒にカレーパンを2個購入してしまいました。

これが旨い!ペロッと平らげ、午後からの仕事の活力になりました。

このカレーパンのキャンペーンは1月31日までということ。是非、食べ盛りの次男にも食べさせてあげようと、夜仕事が終わった10時過ぎに、自宅近くのセブンイレブンで再び2個購入しました。

 

そこで、ふと考えました。約50km離れた松本と伊那で同じ日に同じカレーパンが手に入る。いやいや、全国どこのセブンイレブンでも、同じカレーパンが手に入ったはず。当たり前のように思っていました(take it for granted)が、これって凄いことですね。カレーパンの製造(production)とその流通(distribution)が徹底的(thoroughly)に管理されているからこそなせる業。まさに logistics の賜物。それを当たり前のように思い、カレーパンを享受している自分。

災害などが起きて物流が滞って初めて、その「当たり前」の有りがたさに気づく。普段から「当たり前」に感謝できる大人でありたいと思った一日でした。

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大学受験が教えてくれたこと

2023年02月01日 | 指導現場にて

今日から2月。私立大学の一般入試も本格的にスタートするため、トラスト英語学院に通う高3生たちも、一月末で大学受験指導は一区切りとなります。もちろん、受験結果はまだ出ておらず、4月からの進路さえ決まっていないのですが、受験本番に向かう直前だからこそ、授業の最後に「大学受験って、自分にとってどういうものだったか?」と聞いています。大学受験のまさに渦中にいる現役大学受験生の生の声を下級生に伝えることも、私の使命だと思うからです。

その中でも、慶應義塾大学を目指すT君の言葉が印象的でした。

「他の欲望を抑えて勉強しなければならないし、長期的なスパンで計画を立てる大切さを学べたので、特に精神的な意味で大人になるための必要な過程だと思います。」

大学受験を通して、大人になるための、抽象的だけど確固たる何かをつかんだ彼の言葉には、力がこもっていました。

まだまだこれからが受験本番ですが、全ての受験生が大学受験を通して何かを感じ、学び、成長し、次のステージへと羽ばたいてもらいたいと切に願います。

多くの高3生たちが利用してくれた当学院の自習室も、今日からは閑散として少し寂しくなるでしょう。周りの大人はもう、彼らの一人一人の健闘を祈り、結果を待つことしかできません。

最後まで全力で走り抜けろ、大学受験生!

 

 

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