DVDを整理していたら、お気に入りの『Pay It Forward』が出てきたので、久しぶりに見ました。
これはシアトル留学時代に何度も観て、原書も読み込んだほどお気に入りの映画です。久しぶりに見ても、すべての場面を鮮明に覚えているので不思議なものです。
Kevin Spacey 演じる中学校の社会科教師 Simonet が、最初の授業で生徒たちにこんな英語を使っています。
Welcome to the seventh grade. Middle school, that hellish, shaky bridge you all must cross before you become members of that undyingly enviable high school elite.
(中学1年生にようこそ。まさに“中間学校”・・・。この地獄のような不安定な“橋”を渡らないと、あこがれのハイスクール・エリートにはなれない。)
社会科教師でありつつ言葉をとても大切にする役柄であり、そこかしこの場面で、教養あるネイティブが使うであろう語彙が出てきます。undyingly enviable なんて中々使えませんね。でも、以前のTOEICでは enviable が正解の選択肢になっている問題を出ました。
英語の語彙をこんなにも自由に操れたらなぁと、観るたびに思います。