第25回長野マラソンの一般エントリー受付が昨日から始まり、受付開始時刻の10時早々に申し込みを済ませました。来年はサミットの関係で例年より一週間開催が遅くなり、スペシャルゲストランナーとして毎年出場してくださっている高橋尚子さんが出られなくなってしまったのは残念ですが、25回目となる節目の大会ですので、この冬に練習をしっかりと積み上げ、松本マラソンに次いで必ずサブ3.5を達成します。
生徒たちにマラソンの話をすると、よく「42kmもの間、何を考えて走っているんですか?僕だったら5kmでも飽きてしまいそうなのに」と聞かれます。
私はランニングは自分の身体や心との対話だと思っています。走り始めてからずっと、「体調はどうか」「フォームは正しいか」「距離と目標タイムに対して、ペースは正しいか」「残りの距離に対して、水分とエネルギーは足りているか」「自分の走りに自信が持てているか」「練習の成果を意識できているか」等々、常に自分自身に問いかけて、ずっと対話をしています。特にフルマラソンは長丁場なので、自分の身体と心に余裕を持たせるためにレース全体をいかにコントロールできるかがポイントだと、過去3回のフルマラソン出場でわかりました。
自分自身をコントロールし、最高のパフォーマンスを発揮する。これは大学受験でも同じことですね。そのために、毎日の練習や勉強があるわけです。日々の単調なことの繰り返しは己を制御するためのものだと気付ければ、一つレベルを上がったことになります。