OT園通園日記

車椅子生活の母を老人ホームへ訪ねる日々。でもそればかりではいられない!日常のあれこれを書いています。

肝が冷えた~!

2012年12月30日 | 母のこと

午後、娘がやって来た。

私は朝からおせち作りで、バタバタ。

ちょうど良いので、くうちゃんをお風呂に入れてもらう。

これで、くうちゃんもきれいになってお正月を迎えられる。

 

「旦那はどうしているの?お出かけ?」と尋ねると、「午後から換気扇洗う」って言うから、「じゃあ、私はウチに遊びに行ってくるって言った」だって。

「夕飯には帰るんでしょ?」

「食べてきてもいいって言ってた。カップラーメン食べてるからだって」

まあとんでもない!

夕方にはお帰り願うことにした。

 

娘が帰る前に、一緒に母のところに。

母は上機嫌で、娘のスマホを覗き、新婚旅行先の南の島の話しを興味深げに聞いていた。

そして、元気に帰りは玄関まで送りに来てくれた。

 

娘を帰して、あり合わせで夕飯を食べたあとも、料理はまだ終わらない。

最後にローストビーフをオーブンに入れ、有頭海老を始末して、カッテージチーズでハンガリー風のペーストを作り…という最中に電話。

OT園からの報告は、「先ほどお部屋で転倒して、すごく痛がっていらっしゃいます。救急搬送で病院に連れて行きますが、大腿部を骨折しているかもしれません」とのこと。

エ~ッ!こんな日に~!

でも、怪我や病気に年末も年始もないんですよね。

 

とりあえず、料理の段取りを何とかして、病院へ。

母はレントゲンを撮って、医師から診察を受けている真っ最中。

「いたいわよ!」という大きな声が聞こえる。

救急隊員の方は、「診察結果を待たなければいけないけれど、大腿部ではなくて、足首をひねったんじゃないかと思います」という。

痛いところがあちこち動くということは、大きな障害が存在しないということかな…。

希望的な観測が心をよぎった。

 

医師の話では、とくに骨折箇所は認められないと言うこと。

とりあえず、施設に戻り、経過観察をするのがいいという結論になった。

ほっ!

救急車は当然病院からOT園まで送ってはくれないので、私の車で母と職員さんをOT園に連れて帰った。

 

車椅子から車への移動の際には、「痛い!」と大騒ぎもしたし、「腕が痛いし、しびれている」と訴えてもいたが、基本的には大事ではなかったようだ。

「今晩は痛いかもしれないけれど、できるだけベッドにおとなしく横になっていてね」

「無理してベッドから下りないで、用事の時はナースコールで人を呼ぶのよ」

何度も繰り返して、言い含めたけれど、今頃どうしているだろう…。

 

帰宅しても、母のことが気になる。

とはいえ、明日からの用意もしなければいけないので、また料理を再開。

シフォンケーキを焼くことにして、タマゴを泡立て、生地を作り、今オーブンで焼いている。

 

今年もあと一日。

このまま無事に今年が終わってくれるよう、切実に願っている。

 


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