OT園通園日記

車椅子生活の母を老人ホームへ訪ねる日々。でもそればかりではいられない!日常のあれこれを書いています。

シルバーカーでおでかけ

2008年05月02日 | 母のこと
せっかくのGWだから、一度くらいは母も外出させてあげたいと思うが、ここのところ忙しくてなかなか時間がない。
今日も、朝は獣医さんの予約がある。
4年前の5月に溶血性貧血という病気で、命も危ぶまれたくちゃくん、フィラリアの予防薬をもらうだけではなく、詳しく血液の検査を受けて、病気の再発がないかを調べてもらった。
幸いにも、検査の結果は全て良好。
巷では「メタボ犬」が増えているそうだが、くちゃくんはその恐れもなく、健康そのものらしい。
ホッと胸をなで下ろした。

思いの外、獣医さんが早く終わったので、母を連れ出せそうだ。
獣医さんから、OT園へ電話をして、外出のお願いをした。
どこへ連れて行こうかなぁ~?
ハタと思いついたのが、長男の新居。
今日は休暇を取って家の片付けをしている息子に電話を入れて許可を取った。(ほんと、携帯電話ってこういうときに便利なのよね!)

折りたたみの車椅子を借りられるように頼んでおいたのだが、母はシルバーカーを押していくからいらないという。
OT園の職員さん達も、「大丈夫、ご本人の好きなようにするのが一番」と言うので、初めてのシルバーカーでの外出となった。
迎えに出てきた長男も、意気揚々と歩いている母に、びっくりしている。
もちろん母は得意満面で、最上の機嫌。

長男宅で三人で昼食を取った。
材料は全て私の持ち込み。
OT園へ行く前に、スーパーへ寄って、うどんの材料を買い込んだ。
「野菜不足だ」と嘆く長男のために、あれこれたくさんの野菜を買って、母の好物の海苔巻きも総菜コーナーで調達した。
長男が家を案内している間に、さっさとうどんを仕上げた。
母が実家で使っていた「うどんすき」用の鍋で、事故の後その鍋を譲り受けた長男の家で、その鍋を囲む。
こんな日が来るのだなあと、感慨深かった。

「yu-ちゃんがすっかり一家の主の顔になった!」と喜ぶ母をOT園に送った後は、またとんぼ返りで、今度はお嫁さんの病院へ。
入院も5日目で、出血した箇所の傷も治り、様子も安定してきているらしい。
落ち着いて、表情も明るくなったお嫁さんの顔を見て一安心。
1時間あまりおしゃべりをして、長男が現れたのを汐に家へと帰った。

今日もたいしたことはしていない。
でも、なんだか慌ただしかったなぁ~。



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