7月に購入した西洋朝顔のヘブンリーブルー。
もうそろそろ3ヶ月になるが、まだよく花を付けている。
むしろ酷暑だった8月9月は、花は付けるものの、あまりの暑さにつぼみが開けないままへこたれてしまう日が続いていて、残念に思う日が多かったのだが。
このところの涼しさに、元気を取り戻し、たくさんの名残の花を咲かせてくれている。
何とも美しい青。
曾野綾子さんが天上の青と表現した、空の高みの色。
静かな青の色に、私はいつも弟を偲んで眺める。
まだここ数日は花を付けてくれそう。
葉っぱは暑さでずいぶんくたびれているのだけれど。
この秋は、この花のおかげで弟との会話が増えた。
涼やかな青、冴え冴えとした青、静かな沈黙の青。
この青い花を見ると、心が静まるような気がする。