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事件に思う

2006-02-25 | 子ども


最近子どもが被害者となる事件が多く、報道を聞く度につらい。

なんで、子どもが被害者になってしまうんやろうか?
子どもって、親の、家族の、地域の、社会の、人類の、未来・希望・夢。
そして、そこにいるだけで愛すべき存在なのではないのか?

難しいことは言えないが、

私が子どもの頃を思い返すと、

近所の子どもたちだけで、放課後山へ行ったり川へ行ったり、
お兄さんお姉さんとの関係があり、また小さい子どもたちを混ぜての遊びをしたり、
隣の地域の子どもたちと争ったり、一緒に遊んだり、
そして、お母さん方が井戸端会議をしながら子どもを見ている。
時々、誰かのお父さんも一緒に野球したり、さらには新聞配達途中のおじさんも混じっていた。
飛んでいったボールがご近所さんの庭に入るとアウトで、「こんにちはー」って言いながらずかずかとよそ様の庭にボールを取りに行っていた。

今思うと、子どもがそんじょそこらで自由気ままに遊べるようになっていた。
田んぼに入ったり、庭を通りすぎたり、秘密基地をつくっても良かった。
その学校から帰った子どもたちの遊び声や走る音が、地域の音であった。

子どもが少なくなり、声も聞かれなくなり、地域の音がなくなっている。

「子どもが遊ぶ音がしない」
なんと寂しい社会だろうか。
事件が起こるたびに、子どもは家の中へ閉じ込められていく。
そして、どんどん地域は寂しくなる。

政府や行政だけの責任ではないだろう。
大人全員の課題だ。

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