Fun with NATURE

人と人、人と自然をテーマに
まっちゃの環境、自然、あそびの広場

子育て支援ネットワーク

2009-02-17 | 子ども


年末年始は大雪だったのが、2月は暖かく春のようでした。
が、昨晩から小雪がちらついています。
あったかくなったり、寒くなったり、三寒四温ですが、激しすぎます。

先日、滋賀子育てネットワークの学習会に参加してきました。
「子育て支援」って聞くと、幼児とお母さんの居場所づくりというのが一般的ようですが、子どもの関係でたまたまお誘いいただいて、参加した次第です。

たまたま参加したのですが、環境レイカーズでやっている事業は、子育て支援であると思います。
【あそびの達人教室】は、小学生の安全な居場所、親が安心して預けられる場所です。
マッチングフェアや体験ツアー、職業人との出会いなどを行っている【青少年出会い発見応援事】は、高校生以上を対象に若い人たちの社会との接点づくりを行っています。そこの団体ネットワーク交流会では、「若者への支援と同時に、悩みを持つ若者の保護者、特に母親への支援が必要」との声があがっています。

【地域コミュニティ】という縁が崩れつつある中、一般的な子育て支援という枠に捉われず、人が育っていく過程には様々な社会の支援が必要であると感じました。
学習会でも、少し異なる角度から子育て支援に関わることが大事だと改めて気づいたとおっしゃって下さりました。

以下は学習会でのメモ

・子育て支援って、儲かる事業じゃないけど、地域とつないで支える仕事
・一人の思いを、みんなの思い・みんなの自己実現へ
・モノを買うのと同じように、サービスを買うことは、自治や協同にはつながらない(子育てサービスへの考え方に対して)
・通訳インタープリターの必要性(行政の子育て支援とお母さんの現実の差、国の少子化対策と現場の子育て支援の違いをつなぐ人)
・「ベタ」な活動(身近、地域、緊急)
・住民活動は、まとまりと広がり、組織論と活動論
・居場所の提供:孤独と孤立の違い(子育てグループに入りたくない人も)
・育つ:情報(知識)ではなく、関係性を通して学ぶ(知恵)こと。親が他者とのやりとりを見せていないのでは?
・子育て支援ネットワークの小地域版が必要。

PHOTO:あそびの達人教室で