昼下がりのコーヒー豆のあくび アーリーアフタヌーンコーヒー日記

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コーヒー豆屋のちょっとだけゆっくり流れる時間

いの一番

2022-08-31 09:08:00 | 日記
ダイバーシティ(多様性)&インクルージョン(包括)が言われて久しいですが、最近はエクイティ(公正)も加わっているとか。本来は人種、性別、年齢、宗教、思想、障害等異なった者同士を包含し、共生により新しいものを生み出すことを目指すシステムだと思うのですが、この国ではどうもほぼ管理者の女性割合や障害者、高齢者の組織加入率を示すようであります。

中露をはじめアジアによくみられるような中央集権トップダウン型を基本とし、計画重視、合理性効率性から脱却しなければ、所詮体裁だけ整える現状から変わることは困難だと思っています。無論それが必ずしも悪いとは思っていませんが。

束縛の強さの違いはありますが、EUや合衆国制のように加盟者は平等で独自の自治を有し、統合管理者は全体的な管理をするにとどめる所謂「大いなる実験」をベースとした、ある意味ボトムアップ的な本来のダイバーシティ構想とはベクトルが逆向きなのかもしれません。

現実には、例えば米の中央政府と州の権限の軋轢を見るにつけ、必ずしも最適解とは言えないかもしれませんし、矢張りどこかで組織としての枠を決めなければならない以上、中央集権型との違いは濃淡の違いに過ぎないともいえる気もします。

完璧なものなどありえませんから、状況によって変化する柔軟性と厳密過ぎない対応が肝要かと。大抵優柔不断、機能不全に陥りますけど。

個人的には方針、システムや法などは本来2の次3の次で、基本は、代替不可能な個であると同時に代替可能な集合体の一部であり、且つ個もまた集合体であるという多角的視野の全個体レベルでの理解だと思っています。





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