いよいよ団塊世代の定年退職が近づいてきました。
これからは本当に自分のやりたかったことを実践して行くのだと、張り切っておられる人も多いと思います。
しかし、現実はそんなに簡単ではないことも考えておかなければなりません。
たとえば、リタイヤ後は田舎に引っ越して、大自然の中で農業でもやりながらゆっくり暮らしたい、と考えている方も多いと思います。
しかし、田舎に住んでいる人たちは、自分の家が農家であっても、農業をやろうとしません。
それは農業が厳しい労働のわりに満足できる結果が得られないと知っているからです。
都会暮らしの人が老後に楽しんでやれるほど農作業は甘くないようです。
海外で生活することを考えている人も増えてきました。
物価が安くて、気候が温暖な国に移住するのは老後の選択肢の一つですが、いざ、実践するには言葉や、生活習慣、急病時の対策など、多くの、そして思いもしない障害があるようです。
今まで十分な準備を続けてきた人は別にして、退職してから実行に移す予定の人は、十分な知識と体験をしてから決断したほうがいいようです。
退職後の生活設計は、
自分の生きがいになる仕事を見つけるんだ
社会に貢献できることを老後のライフワークにしよう
などと、あまり張りきらないで、身近で参加できる楽しそうなことを積極的に取り入れて、そこから自分の本当にやりたかったことを見つけていく、そんな気持ちでちょうどいいような気がます。
大事なことは、興味のあることがあれば、まず、やってみる、参加してみる、そんな気持ちで現役の時から、あなたの足を一歩踏み出すことではないでしょうか。
全く、言われるとおりですね・・・。
一番良いのは、仕事を続けることでしょうが、押し出されてしまいます。
気張らず焦らず、世のため人のために仕事をするか、自分の趣味に生きるかですが、「自分のために」は限界があるように聞いています。
これからは、団塊の世代が活躍できる場がたくさん出てくると思います。堺屋太一さんも言っております・・・(笑い)。
私のようなサラリーマンには定年退職という節目がありますから、その後の生活スタイルを本気で考えなければなりません。
たしかに、団塊世代の活躍できる場は多くなりそうですが、だれもが、それを自分の物にすることは結構大変なことのように思っています。
昔「サラリーマンは気楽な家業ときたもんだ」と植木等が歌っていたように、やはり、経営者とサラリーマンでは、仕事や人生に対する覚悟が違うのかもしれません。
そんな人の背中を押す様なおすすめなプロジェクトがありました!
http://www.senior-dream-pj.com/
団塊ニートになってしまうくらいなら、とにかく何かやった方が良いと思いまして・・・。