株価が乱高下しています。
原因は東京証券取引所のシステム障害による、後場の取引時間差を逆手に取った裁定取引によるものだという話もあります。
私たち個人投資家はその裏をついて利益を出すことを考える必要があるのかもしれません。
そのほかにも、投資をするうえで知っておくことがあります。
東京証券所の2005年投資家別売買状況をみると、やはり一番大きなウエートを占めるのは外国人投資家で約45%、次に個人投資家の約38%、法人は約15%、証券会社が約2%となっています。
最も売買高の多い外国人投資家の動向には注意を払う必要があるでしょう。
個人投資家の増加も株式市場を動かす大きな力になってきたようです。
個人の投資スタイルは、
①資産形成のための長期投資
②経験豊富な人の短期投資
③優待などを期待する長期投資
④素人の短期投資
に別れるようです。
その割合は、ほぼ1/4づつですが、ネットの短期投資家は高くなれば買い、安くなれば売る傾向にあるようで、これが株式市場を大きく動かす一因にもなってきそうです。
これから資産運用の選択肢に、株式投資を考える団塊世代の人たちも多いことでしょう。
よい結果を出すためには、株式市場の仕組みと、だれが株価を動かしているのかを知ることによって、自分に合った投資方針を決めることが必要でしょう。
ご無沙汰をしております。
個人投資家が38%とは、おどろきです。ど素人がパソコンの前に向かって、やっているイメージではないですね・・・。
今は本屋さんに初心者向けの株式投資の本があふれています。
ネット取引が普及してから、だれでも簡単に株式投資ができるようになりました。
市場の流動性が高くなり、日本経済には好ましいことなのでしょうが、個人投資家はプロの餌食にされてしまうことが多いように思います。