熊本秀樹の木更津暮らし・団塊世代生き残り戦略

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外貨預金2

2005年10月10日 | 団塊世代の金融商品
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主に証券会社が販売している外貨MMF(マネー・マネージメント・ファンド)について調べてみました。

外貨MMFは米ドル・ユーロ・オーストラリアドルが主流のようですが、他にカナダドルやニュージーランドドルなどにも扱っている証券会もあります。

外貨MMFが投資しているのは各国の公社債を投資対象にしていますから、安全性はかなり高いと思います。
ただし先進国の優良な国債や債権投資とはいっても、まれに、元本割れのリスクがあることは頭にいれておいたほうがいいでしょう。

証券各社の利回りに大きな違いはありません。

外貨MMFは投資信託ですが買い付け手数料、解約手数料は無料になっています。

日本円から外貨に交換したり、外貨を日本円に戻すときも、銀行の外貨預金に比べて約半分の手数料です。
証券会社の一般的な外貨MMFは、米ドルなら1ドル当たり 1円(円→米ドル→円)、ユーロなら1ユーロあたり1.5円、オーストラリアドルなら 1.6円となっています。

銀行の外貨預金と比べて、利回り、手数料が有利なことがわかります。
ただ、ソニー銀行の外貨預金はMMFよりも為替交換レートが低く設定してあります。

証券会社は株式投資などのリスク商品ばかり扱っているわけではありません。
資産を外貨で持つことは、日本がインフレになったときなどに大きな効果を発揮します。

証券会社には行ったことがないという人は、一度、話を聴きに行くことをお勧めします。
名前を知っている証券会社なら、強引にリスクのある商品を進められることはないはずです。