10日の日経新聞に、社会保険庁が発表した2006年度国民年金保険料の納付率が掲載されていました。
それによると、保険料の納付率は49%です。
半分以上の人たちは国民年金を払っていないことになります。
若い人の中には、年金制度に見切りをつけて加入しない人もいるようです。
年金は自分の払ったお金を受け取るのではなく、年金をもらっている人のために払っています。
私達の収めた年金で高齢者の生活を支えているのです。
私たち団塊世代が受け取る年金は、将来若い人たちが納付てくれるお金です。
少子高齢化時代に突入する私たちの老後のために、若い人たちは相当な負担を強いられると思われます。
若い人が年金制度に見切りをつけるのも、わかるような気がします。
私たちは、今のお年寄りが受けている年金と同じ程度の価値を期待するのは、諦めたほうがいいのかもしれません。
年代別の国民年金保険料の納付率は、
20~24歳26.9%
25~29歳40.4%
40~44歳から下の年代はすべて50%以下だそうです。