楕円と円 By I.SATO

人生も自転車も下りが最高!
気の向くままに日常と趣味の自転車旅を綴ります。

ガソリン価格高騰に無為無策

2023年08月13日 | 日記

近くのスタンドで、ガソリンが176円/Lになった。

東京都内では200円のところもあるらしい。

 

この状況に政府も野党も動こうとしない。

ニュースで価格が高騰していることが報道されるだけだ。

顔の見えない首相といい、担当大臣の健康保険証廃止への盲進といい、国会議員の度重なる不祥事といい、政府が機能しているのかと思う。

 

昔から言われているとおり、ガソリンは二重課税になっている。

ガソリン本体価格にガソリン税と石油税が乗っかって、その価格に消費税が掛かっている。

ガソリン税と石油税の納税義務者は石油会社だが、ガソリン税と石油税を消費者に負担させているということになる。

なおかつ消費者は消費税も支払うという課税の二重構造はどのような理屈によるものなのだろうか。

理解出来ない。

 

ガソリン税は53.8円/L、石油税は2~3円/Lということなので、消費税を仮にゼロにすると、今日給油したガソリン本体価格は100円程度ということになる。

石油元売り業者の保護としか思えない補助金も9月で打ち切り。

岸田首相のやることはせいぜい苦し紛れにこの措置を延長するぐらいなもので根本対策ではない。

 

何故、政府も野党も公共料金のようなガソリン価格の引き下げ対策を真剣に検討しないのか、サッパリ分からない。

産油国の原油先物価格は下がってきているのに価格に反映されていない理由も分からない。

この国の政府はリーダーがリーダーなので全てにおいて機能していない。

 

 


2023自転車旅は下北に決めた

2023年08月12日 | 『私の自転車旅物語』

午後5時、机のデジタル温度計は32℃を示している。

北海道にしては暑い夏だ。

 

昨年の8月の下関から舞鶴まで2週間の自転車旅を思い出す。

連日35℃前後、日本海の沖からの風は塩分を含んでいるのか、肌に粘り着くようなむし暑さを運んできた。

テントは暑く、天橋立付近では公園の東屋のベンチに寝た。

 

今年の自転車旅は下北半島の太平洋側と決めた。

三浦雄一郎氏は「夢を持ち続けるとやがて希望に変わり、準備をするようになる。」と語っている。

完成するかどうか判らないが本州の太平洋側を何回かに分けて走ってみる夢を持った。

 

先ずは苫小牧から八戸までフェリー、その後大間を目指して北上するプランを立てていたら、2019年に納沙布岬のライダーハウスで一緒になった神奈川県のOさんから8月下旬に苫小牧から北海道をオートバイで回るという連絡が入った。

Oさんとは昨年も月形のキャンプ場で落ち合って「食べたことが無い。」というジンギスカン鍋を囲んだ。

今までカブで旅をしてきたが、今年からオートバイに変わった同じ74才である。

若い頃バイクに乗っていて、今はカブという人にはよく出会うが・・・。

 

Oさんは大洗からフェリーで苫小牧に上がる予定だったが、台風7号が接近しており、結局、陸地を走って私が滞在する予定の下北半島の薬研温泉で合流することになった。

薬研温泉は2017年に恐山に行った時にキャンプしたが、温泉が無料でキャンプサイトも広く、気に入った所だ。

 

あとは下旬の天気回り。

自転車旅のプランを練っている時は夢に向かう第一歩で楽しい。

 

2022.7.24 山口県萩港の朝

 

2022.7.30 鳥取県の砂丘へ向かう途中

 


黄色いトマト

2023年08月11日 | 日記

 

 

ミニトマトに黄色はあるが、隣のおばちゃんから大玉の黄色いトマトをいただいた。

初めて見た。柿のようである。

初めて食べた。トマトの風味はや欠けるが食感が柔らかい。

 

おばちゃんは推定?85才、旦那さんを早く亡くし、ひとり暮らしである。

秋田の出身で若い頃は道内の炭坑の鉄道でツルハシを振るって鉄路を守った。

働き者を絵に描いたような人だ。

 

私達が転勤で3年間家を空けていた時は、夏は庭の管理、冬は家の前の除雪をしてくれていた。

今でも春先には昔の〝相棒〟のツルハシで道路の氷を砕いて融雪を早める。

「家の中でジッっとしているのがイヤなの。」としっかりしたとした口調で話す。

 

黄色いトマトは「苗を間違った。」とニコニコ。

あやかりたい。

いつまでもお元気で。

 

 

 


原爆の日

2023年08月09日 | 日記

2015.4.10  長崎・浦上天主堂(1925年建立、原爆投下によりほぼ全壊、1959年に再建) 自転車旅にて

 

広島、長崎にアメリカから原爆が投下されて78年が経った。

爆弾の種類が違って、あれは人体実験だったと今も思う。

 

今日9日は長崎の「原爆の日」。

台風6号の接近で式典は屋内で大幅に縮小されて行われることになり、被爆者は参列出来ないという。

 

 

 

2015年の九州自転車旅で、長崎長崎平和公園から1Kmほどの爆心地を訪ねたことがあった。

生まれる4年前の1945年(昭和20年)8月9日11:02に米軍のB29から投下された原爆が松山町171番地の上空約500mで炸裂し、その直下に「原子爆弾落下中心地碑」が建てられている。

その時、空気の温度は3,000~4,000度に達し、猛烈な風が吹いたという。

 

「原子爆弾落下中心地碑」は、戦後1948年頃に〝原子野と呼ばれた焼け野原に木製で建てられ、1956年に御影石に張り替えられたとの説明版があった。

 

辺りは会社とその寮が多かったようで、道路沿いには会社と犠牲者の名前が刻まれた慰霊碑が幾つも建ち並んでいる。

勤務していて一瞬に命を失っただろう。

 

爆心地碑の近くに母子像があった。

 

 

女性、子供、老人といった弱者が多く犠牲になったことの鎮魂である。

平和公園の有名な平和祈念像とはまた違った二度とこのような愚かな過ちを繰り返してはならないという切実な訴えが伝わってきた。

 

同時に、小学生の頃に学校で広島、長崎の原爆資料館に陳列されている写真を絵はがきにしたものが配布され、その時に原子爆弾という恐ろしいものが目に飛び込んできたことを思い出していた。

人の影が閃光によってそのまま石段に刻み込まれた写真は原爆の恐ろしさを子供の心に刻み込んだように思う。

その後、大学の時に埼玉県東松山市にある丸木夫妻の美術館で「原爆の図」を観たことがあった。

 

今朝の新聞には過去最大の防衛費予算の要求見通しと麻生副総理が訪台して〝台湾事変〟が起きたら一緒に闘うとのアメリカの代弁を行っていることが載っている。

台風の影響で岸田首相も祈念式典に出席しない。

 

戦争も核兵器も許してはならないという気持ちを新たにする。

 


やっぱり自転車旅をしよう

2023年08月07日 | 『私の自転車旅物語』

福岡から親戚ご夫妻が遊びに来た。

あいにく雨模様の日が続き、車のワイバーも利かないくらいの猛烈な雨の中を上富良野から十勝岳展望台を経由して旭岳温泉へ1泊旅行した。

 

十勝岳連邦と大雪山連邦は気温16℃の深い霧の中だったが、福岡とは20℃近くも低く、温泉にゆっくり浸かり、格好の避暑になったようで大いに喜んでくれたのは良かった。

 

1,000m地点にある宿に吹く風は秋風のように冷んやりして、北海道の夏がもう終わるのかと少々焦りのようなものを感じた。

今年はまだどこへも自転車旅に出掛けていない。

 

今日(7日)、ご夫妻は家の近所の穫れたての沢山のトウキビと礼文島の縞ホッケの開きを買って九州へ戻った。

見送りの新千歳空港は全国高校総体帰りの若者と夏休み旅行の家族連れで溢れていて、眺めていると何処かへ自転車旅に出たくなった。

 

 

右端にさんま師と大泉洋 2023.8.6  12:50頃  エスコンフィールド

 

 

6日(日)のエスコンフィールドは福岡・ソフトバンクとファイターズの試合だった。

開始前に突然、さんま&大泉の〝乱入〟があって、数分間の掛け合いで盛り上がったが、試合はピリッとしない凡戦だった。

 

熱烈なソフトバンクファンである遠来のお客さんも「勝つには勝ったが・・・。」

さんま&大泉がこの日の収獲だった。

一瞬にして3万人の心を鷲づかみにした。

 

さんま師匠の再三の呼びかけに新庄監督は姿を見せなかった。

目立ちたりがり屋の監督もさんまのツッコミに当意即妙に返す自信は無かった?

エンターテイメントではさんま師がやはり1枚も2枚も上か。

 

 

 


マイナンバー制度は見直しだ

2023年08月03日 | 日記

作ったけれど管理に自信が無いので、マイナンバーカードは持ち歩くつもりは無かった。

携帯電話や免許証の置き場所も時として忘れる。

カードは紛失したら大変だ。

 

ところがマイナンバーカードに健康保険証を紐付けすることを半ば義務化するような動きになって岸田政権の不誠実さを改めて感じる。

 

マイナンバーカードは作っただけ。

健康保険証との紐付けは任意だったが、ポイントも付くし、いずれ義務化するのだろうから自分で手続が出来るうちにと紐付けした。

 

ところが本体のマイナンバーカードのシステム設計が杜撰で、信用がならないことが明らかになった。

紐付けする自治体、団体の事務的ミスではない。

ヒューマンエラーをはじくシステム設計になっていないことが最大のミスである。

 

こうなってはマイナンバー制度そのものを見直すことが先決であり、何を紐付けするかは次の段階というのが順序である。

ところが、政府は任意であった保険証の紐付けを来秋には保険証そのものを廃止することによって強引に義務化しようとしている。

世間の反発が強いのを見て、保険証の代わりに紙の「資格確認書」なるものを発行し、更新期間も保険証と同じく2年にすることを考え始めているから開いた口が塞がらない。

それなら今の健康保険証制度を残して紙の保険証を使えば良いだけのことである。

無駄なお金も手間もかからない。

 

自らの考えの無い岸田首相が周りの振り付けでこれから辿る道を考えてみた。

まずは来秋まで河野太郎との衝突を避けるために、「今の方針を変えない。」とのらりくらり行くだろう。

そして、来秋には資格確認書の更新期間を1年から2年に延ばすことでお茶を濁して保険証の廃止を強引に決定するに違いない。

注意しなくてはならないのは、〝資格確認書の所有資格〟がどうなるかである。

かなり限定するのではないか。

 

岸田文雄という人物は安倍晋三より狡猾である。

野党には信頼されるマイナンバー制度を目指して頑張って欲しい。


イネが開花した

2023年08月01日 | 日記

8月になった。

北海道も30℃前後の暑い日が続いている。

 

5月にプランターに植えたイネがケシ粒のような白い花を付けた。

秋には米粒が穫れそうだ。

 

 

 

田植えの手伝いで貰った苗(ゆめぴりか)をプランターに植えた。 2023.5.27

 

 

 

プランターの大きさで苗の成長にも差が出た。 2023.7.27

 

 

植えてから丁度2ヶ月、出穂して小さな花が咲いた。 2023.7.27