「緊急事態宣言」の“集団免疫”が出来てしまったのではいか。そんな8日の菅首相記者会見だった。
報道は観客をどうするかに目先が奪われている。本来はオリンピック云々は横に置いて、「緊急事態宣言」の下でオリンピックを開催することになった菅首相の大失態の責任を問うべきではないのか。
シレッと「異例の開催になった」の発言には世の中がどれだけ異常なオリンピックで振り回され苦労しているか、この人は何も感じていないのではないか、と呆れた。
昨日(7/8)の記者会見ではいつものとおり質疑は噛み合わずNHKTV中継は終了。
幹事社質問から自由質問に移っても管首相は下のカンペに目を落とすような馴れ合いの記者会見はいい加減止めて欲しい。
この先、コロナ感染が拡大した場合の責任の取り方を問うた記者がいたが、管首相は答えていなかった。役人は答弁出来ない領域だ。
菅首相には自分の言葉を持って欲しい。
「一問のみ。さら問いはダメ」なら、もっと記者同士がリレーして質問を突き詰めることをやって欲しいものだ。ヒナ型の首相記者会見は時間の無駄。