Dr. Mori Without Borders / Mori-san Sans Frontieres

森 一仁が医学・国際政治経済金融・人文教養教育など関心問題を国際的・学際的に考える。

外国人が法や条例を随意に変えられる国 ~外国人参政権に外国人として反対する~

2010-01-13 01:58:50 | 現代国学:政体(政府)・国体・皇統・伝統
「外国人参政権」と言う言葉を耳にする。外国人が政治参加するのだそうだ。多種多様な国家の人々が国政に参加するのは多様性の観点から望ましい・・・等と言う妄想を抱いているのは与党ミンチュ党の連中らしい。せっかくだから彼らの素性を明らかにした上で国政に臨んで欲しいものだ。外国人に参政権を与えるとは、この外国人とはどこの誰なのだろうか?

「外国人参政権」と言う言葉を考えていてふと気がつく。参政権と書けば政治参加であるから、諸外国の人々が意見を出し合ってわが国の国政・意思決定に参加していくような印象を与える。しかし本当にそうなのだろうか?

私は現在「外国人」として某国に住んでいる。この国の知識には乏しいし、ましてや文化となるとお手上げだ。未だに訳の解らない文化が多く存在する。文句ばかり言う毎日である。いっそ全てを薙ぎ払って私にとって住み良い環境が出来たら・・・「外国人」の誰もがおそらく考える事だと思う。実際に、他国出身の外国人達は好き勝手に暮らしている。大音量をものとも思わない人々、現地文化を見下す人々、金さえ払えば何でも出来ると思うかのような振る舞いをする人々などである。

実際に日本に住む外国人にも、日本文化に対して何の尊敬の念も持たず、横着な振る舞いをする輩をよく見た。もちろん私は「郷に入りては郷に従い給え」と諭したが、理解して貰えたかどうかは不明である。そんな「外国人」達が「国政に参加」すると言う事の意味を皆解っているのであろうか。

国会については解らないが、市区町村レベルであれば条例改正は比較的簡単に行われるであろう。特定の市区町村に特定の外国人が大量に送りこまれたと仮定して、そこでの参政権を得たとする。首長のリコールに始まり、新たな首長を外国人市民から選出する。市区町村議会は外国人議員で埋め尽くされ、公用語に外国語が充てられる。地方分権により権限を増した地方公共団体の決定に国・政府の影響力は少なくなる。気がつくと外国人住民の多いこの地域が独立を宣言し、外国人の出身地である祖国の一部へと編入される。理由は大多数の地域住民が帰属を要求しているのが日本では無いから、と言うもの。飛地で国内に外国領が出来たら面倒である。日本国籍の航空機は避けて飛行せねばならないし、防空上も面倒である。

国会への参加が認められたらさらにアウトである。外国人国会議員によって外国に都合の良い様に法律を改正されるのである。別に戦争などしなくても良いのである。ただメディアによって受けの良い外国人の存在さえ喧伝されれば、いまのミーハー日本人は直ぐに投票するであろう。国体も危ない。クロムウェルらの共和制を経験したイギリスとは異なり、一度も共和制を体験した事の無いのが本邦であり、本邦の伝統なのである。これだけには手を付けさせてはならないであろう。

日本の事をよく知らない「外国人」が国政や地方政治に参加するより、日本を愛してやまない元外国人が日本に住みやすくするのは大いに賛成なのだ。しかし国旗や国歌に対する宣誓や忠誠なしに、外国人を帰化させても良いのかどうか、他国の様子を見ているがだけに、余計に気になってしまう。

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