「病気にならない人は知っている」で知られるケヴィン・トルドー(Kevin Trudeau)は実はアメリカでは詐欺師として有名である。これを病気にならなくなった人々は果たして知っているのであろうか?「裁判員制度」が運用され「消費者庁」が創設され、両者が結び付いたとしたら、本記事はもはやアメリカの対岸の火事ではなくなるだろう。シナリオはこうだ。
#1:国民皆保険制度が消滅して民間保険会社が社会保険・ . . . 本文を読む
ビリー・ブランクスのブート・キャンプが日本を席巻した。アメリカでは「TAE・BO」の開発者として一部に小馬鹿にされていた彼だが、それもそのはず、元々は売れないB級映画の俳優として80年代には知られていたからである。一応格闘技を身につけたらしいのだが、出演した映画が悪かったのか大ヒットには至らず、結局は新たなエクササイズ=「TAE・BO」で世に返り咲く結果となった。
「TAE・BO」とは韓国の格闘 . . . 本文を読む
精神障害の前兆として睡眠障害が現われる
睡眠はふつう一日の最後におとずれる自然な生理現象である
睡眠は概日リズムの一環として制御されている生理学的機序の一つとも考えられる
睡眠の障害とは生命のリズムの障害であり、精神障害の基礎に生命リズムの障害が伏在する
こころの障害の問題が、まずからだの問題として正直に表現されてくる . . . 本文を読む
ノルウェイで第四位の王位継承権をもつ王女がこの度「天使通信学校」を開くことになったと言う。この王女は一般人と結婚して既にほとんどの公務と妃殿下の称号を放棄していると言う。35歳の王女にして代替医療の信奉者は、透視能力を持っていると称している。王家同士が極めて緊密な親戚関係にあるスカンジナヴィア半島の国々からは様々の批判を受けている模様。
マーサ・ルイーズという名のこの女性は「天使は私たちを取り . . . 本文を読む
実は地球科学と精神科医療とは全く無関係ではないらしい。11年に一度程の周期で太陽は「ACTIVE SUN」というフェーズに突入する。この時、太陽活動は急激に変化し、太陽表面に黒点が多数出現する。そしてこの「ACTIVE SUN」の時期には、精神科医療施設への入院患者数が統計的に有意に激増すると言うのである。これはモスクワの科学アカデミー出身の世界的地震学者から直接聞いた話である。
太陽の活動変化 . . . 本文を読む
(熊木徹夫先生のMLに既出の原稿を編集して再度アップします。)以前フランス人と話していた時に判った事だが、フランスでは建築士はなんと風水の一種を学ばねばならないそうだ。英語で「GEOMANCY」と呼ばれるその知識体系によれば、地下の水脈の地理を学び、また風水のようにエネルギーの流れを考慮するのだそうである。中世辺りのフランスの教会建築(中世フランスだから、殆どカトリック教会であろう)は、この建築・ . . . 本文を読む
現代科学は事物の物理化学的解析と統計学的数量的把握を基調とした人知による知識体系である。この仮定義から外れるものとして形態学(解剖学)や天文学などの観察を基調とした記述科学が挙げられるが、これとて現代では数量化される事があるし、そもそも繰り返し生起する現象を見ているので、統計学的思考法に則っていることになる。
さて医学や工学は、この科学を応用せしめんとするものである。医学は専ら治療を目的とし、観 . . . 本文を読む
一部の人々はBarbara Brennan School of Healingが日本校を開校すると聞いて「まぁ素晴らしい」と欣喜雀躍するかも知れない。しかし私は実はこの事態を非常に憂慮している。BBSHとは一体何であろうか?なぜ日本校の開校を憂慮しなければならないのだろうか?
Dr. Barbara Brennanとは「Hands of Light」や「Light Emerging」といった著書 . . . 本文を読む
ホメオパシー医学とは、言わば「毒を盛って毒を制す」治療技法体系と言える。ある疾患を起こしうる物質なり毒素なりのpathogenがハッキリしている場合に、これをごく微量用いて治療をするのである。このホメオパシーのやり方は薬理学の思考法と真っ向から対立している部分があり、現代の分子医学とはなじめないように見える。しかし果たしてそうだろうか?現代医学のなかにもホメオパシー的な治療技法が存在するのではない . . . 本文を読む
ひょんなことから自分もいつかは自分も出合う死に対して、常に不安を感ずると共に、頻繁に体に不調を感じるようになる男性。不調の度に、それが重大な病気だと勝手に思い込むようにまでなるだけでなく、その考えから抜け出せなくなってしまう。具体的な症状の発現部位として皮膚消化器系や、睡眠・記憶力・意欲の減退などがある。これに対して熊木徹夫先生のMLにおいて私が述べたコメントは、<アスクレピウスの杖>という一コー . . . 本文を読む
ここに私設・国際医療協力隊、隊員一名。"隊長"である私自らが唯一の隊員である。海外への医療協力の形態には種々あるが、私も貴重な体験をした。これは私と私の兄貴分であるインドネシア人医師との物語である。日本に短期滞在していた彼は日本人の前で私を紹介するときに必ず「He is my Otoh-to.」と言ってくれた。私はこの兄貴分の医師とお互いの持てる時間を存分に使って語り合った。彼は日本での東洋医学研 . . . 本文を読む
医学の歴史を短く見てみよう。”先生、耳が痛いんです。”
紀元前2000年:「さあ、この樹木の根っこを食べなさい。」
紀元前1000年:「そのような草葉よりも、まず祈りなさい。」
西暦1850年:「祈りは迷信です。この飲み薬を服みなさい。」
西暦1940年:「その飲み薬はガマの油です。この丸薬を服みなさい。」
西暦1985年:「その丸薬は無効です。この抗生物質を服みなさい。」
西暦2000年 . . . 本文を読む
愛・地球博にパネラーとして出なければならなくなった。この為に丸一日を万博に割かねばならない。当然のことながら日常業務にしわ寄せがやってくる。しわ寄せが来たのは専門学校での講義である。本来なら2時間連続の授業のところ、万博出席の前週と次週に授業を割り振って、それぞれ3時間連続講義として行わねばならなくなった。この結果として、ある日の講義準備をいつもの倍やらねばならなくなり、睡眠時間を削った。さてある . . . 本文を読む