Dr. Mori Without Borders / Mori-san Sans Frontieres

森 一仁が医学・国際政治経済金融・人文教養教育など関心問題を国際的・学際的に考える。

標準生理学

2006-03-29 18:32:31 | 基礎生命医科学:基礎医学・生物科学
最近のちょっとうれしい事。「標準生理学」の最新版が届いたのである。先日高価な本を買わざるを得ない状況になり困っていたので、標準生理学の購入が延び延びの延期になっていたのである。医学生向け書籍としては値段は仕方ないと思うのだが、看護学生はおろかOTPT学生に買わせる訳にはいかない。 今まで参照してきた旧版と比べるとカラーがとても綺麗で、雲泥の差がある。また臨床医学との関連を意識してOSCE対策問題 . . . 本文を読む

国語問題はみんなの問題

2006-03-29 03:45:24 | 人間発達論:言語・外国語・高等教育
前回の記事で「国語」の大切さについて書いた。この大切さを伝える「国語教育」は今までどのようになされてきたのか、少し振り返ってみた。ドラえもんのMANGAが付いているが、私に向けて語られていると考えて頂きたい。(笑) 日本の国語教育は文学に偏向してきたと言われる。小中学校では作文をしたり、読み取りをする。評論や説明文も時々出てくるが、何となく歯切れが悪い論理展開である。結局、国語と言うと「読み取り . . . 本文を読む

英語教育を小学生から必修化? ~言語が意識を規定する・国民意識減反政策~

2006-03-29 03:12:25 | 人間発達論:言語・外国語・高等教育
日本人と英語問題は切っても切り離せない縁がある。英語と言うが、英国のものと米国のものとを取り入れつつ現代では米語が中心に教えられている気がするのだが、英米の植民地支配が長く、母国語で学問や高等教育の出来ない国々とは異なる本邦で小学生から英語を教える必要が果たしてあるのだろうか? 日本は言うまでも無く日英同盟を結んだ国である。大英帝国が華やか成りし頃、アジアの名も無い小国が大帝国と同等の地位に立ち . . . 本文を読む

学歴とは何か?

2006-03-27 21:16:36 | 人間発達論:言語・外国語・高等教育
最近WEBLOGだけではなく、ネットのコミュニティーも利用するようになったが、「書き込み」版の論争と誹謗中傷の応酬に正直驚き、また辟易としている。なかでも最新の驚きは、「[学歴]は誹謗中傷の対象たり得る」と言う発言が半ば盲目的に正当化されていたことである。 「学歴」とは教育背景を履歴書などの書類に表した経歴の事であろう。なかでも高等学校卒業後に受けた高等教育の経歴を並べていったものに過ぎない。学 . . . 本文を読む

週間閲覧数が1300件を突破!

2006-03-27 02:04:59 | お知らせ
以前にも増して物凄い数字になって来ました。皆様本当に有難う御座います。最初は微々たるアクセスでしたが、これ程までに閲覧数が増加するとは思いもしませんでした。勿論、アクセスIP自体も増えております。またのご来場をお待ちしております。 森 拝 . . . 本文を読む

Bush-Blair, Warmongers!~Renunciation of War~

2006-03-25 18:10:08 | 地球社会:国際政治経済金融
憲法改正論議が喧しいが、決まって日本国憲法の日本語版の解釈ばかりに終始している。これには意味があるのか?日本国憲法は第二次世界大戦直後の、当時の連合国軍総司令部(GHQ)の監督下で作成されたものだと言うところに着目すると、また違った憲法改正論議の視点が出てくるように思う。わたしは素人なので、ともかく原文の解釈をこころみた。そして、その解釈について少し考えてみた。ブッシュ、ブレア、ついでにシャロンも . . . 本文を読む

便利屋・左近氏の「引きこもりの精神医学」

2006-03-25 04:37:57 | 人間行動学:精神医学・心理学・行動科学
引きこもりの子供を治したのが「便利屋」と聞くと本当か?と疑ってしまうのが世の常では無かろうか。カウンセリングや臨床心理学のコースを履修していた訳でも精神科医でもない・・・正真正銘の便利屋のおじさんが完治させたと言う引きこもり。一体彼にはどんな技があったのだろうか? 「便利屋」こと左近氏は、もともとは新宿辺りをウロツキ、喧嘩を売るやくざまがいの青少年時代を過ごしたと言う。ところが凄んでも怯まない宣 . . . 本文を読む

ICHIRO The HERO

2006-03-23 15:32:52 | 現代国学:政体(政府)・国体・皇統・伝統
日本のイチロー、世界のICHIROであるが、私は「イチローさん」と呼ぶ。彼の生き方は修行僧か何かのようである。絶えず努力を怠らない姿、そして噂では内助の功も効いていると聞く。自助努力が現在の彼を作り、周囲の環境がそれを助けているのだろう。生理学の授業でも「イチロー師」を話題にする事がある。 記憶が正しければ彼は右打ちから左打ちに変更したとの事だが、それは物理学で言う角速度の問題で、その方が打った . . . 本文を読む

モリビアの泉 「総務省の英文表記は、内務省・・・である。」

2006-03-23 04:01:06 | 現代国学:政体(政府)・国体・皇統・伝統
「総務省は旧自治省、郵政省、総務庁が統合されて出来た役所。再編後から9月6日までの正式英文名称はthe Ministry of Public Management, Home Affairs and Posts and Telecommunicationsでしたが、9月7日よりthe Ministry of Internal Affairs and Communicationsと変更になりました。 . . . 本文を読む

古今東西の教養

2006-03-23 03:35:37 | 人間発達論:言語・外国語・高等教育
西洋文化に憧れを持ち、音楽・映画・文学なども近現代の西洋のものから入っていった薄っぺらな私にとっては、その後知る事になる古今東西の「教養」なるものを考えるにつけ、非常に心苦しい気持ちになる事がある。人文諸学や社会諸科学はもとより、自然科学・医学の類に到るまで幅広く深い教養を持ってこそ何かを究められると思うのだが、それは西周先生の言葉を聞くと余計に魂に響き渡り、空虚な心の傷が痛むのである。 「凡そ . . . 本文を読む

六本木6丁目・66計画による森ビル「六本木ヒルズ」

2006-03-21 01:04:27 | 哲学・形而上学:宗教・超心理・神秘学
6丁目に「66計画」で建設された六本木ヒルズ。そういえば「六本木」と言う地名も解析すると「六六六」の漢数字が並んでいる奇妙な地名である。何から何まで6が並ぶこの土地・計画は、自然の成り行きかはたまた狙われたものか定かではないが、不気味な感じがする。 「また小さき者にも、大いなる者にも、富める者にも、貧しき者にも、自由人にも、奴隷にも、すべての人々に、その右の手あるいは額に刻印を押させ、この刻印の . . . 本文を読む

英知、急迫 ~モリゾーよりキッコさんへ~

2006-03-21 00:09:32 | 地球社会:国際政治経済金融
「きっこの日記」や「きっこのブログ」はかなり有名かと思うが、著者のきっこさんの作品が好きだ。彼女の素性は判らないし、本当に女性かどうか判らない私は平凡な市井の一市民に過ぎないが、WEBLOGを書くものとして彼女のように情報通で洞察力を持ち現象の解釈力もあるよう成りたいと思う。ヘアメークが生業というが、本当に女性ヘアメークさんだとしたら相当に聡明な方だと思う。文体もエネルギーがあり、本アーティクルの . . . 本文を読む

週間の閲覧数1000件突破記念!!

2006-03-19 22:12:57 | お知らせ
時に悪態をつき、挑戦的言辞を吐き、又は毒を撒きながらも、少しでも世界の諸事象の真相を明るみにと願い、また得られた情報なり情報の解釈が少しでも役立てばとの思いと、通説・定説とされる言説の再考察により何か光が見えて来ぬかとの儚い想いを抱きつつWEBLOGを続けてきました。遂に此処に本WEBLOGの週間閲覧数が1000件を突破すると言う、著者にとっては誠に奇跡的な事態を招く事になったのも、文字通り読者の . . . 本文を読む

竹山の日(個人的な記念日)を制定 ~WBC対韓国戦に寄せて~

2006-03-15 15:49:45 | 現代国学:政体(政府)・国体・皇統・伝統
「竹島の日(たけしまのひ)とは、竹島が島根県に編入された2月22日を記念する日である。1905年(明治38年)のこの日、島根県告示第40号に基づき、島根県知事が所属所管を明らかにしている。2005年は日本が竹島を編入して100周年にあたるため、「竹島の日」の制定に関する条例が島根県議会で3月16日に可決、制定された。」というのは竹島の日であるが、私は「竹山の日」を制定したい。 先日のWBCの日本 . . . 本文を読む