「統合失調症の原因遺伝子の一つがマウス実験で特定された」とあるが、この実験結果の解釈はどうなのであろう?私はこの結論そのものが実は少し言い過ぎなのでは無いかと思っているのである。(誤って草稿がアップロードされた事をお詫び申し上げます。)
まず、本実験では統合失調症と似たような症候を示すマウスを使用して実験を行ったとある。ではこのマウスと実際のヒトとの間の関係はいかなるものか?これには色々なレベル . . . 本文を読む
ビリー・ブランクスのブート・キャンプが日本を席巻した。アメリカでは「TAE・BO」の開発者として一部に小馬鹿にされていた彼だが、それもそのはず、元々は売れないB級映画の俳優として80年代には知られていたからである。一応格闘技を身につけたらしいのだが、出演した映画が悪かったのか大ヒットには至らず、結局は新たなエクササイズ=「TAE・BO」で世に返り咲く結果となった。
「TAE・BO」とは韓国の格闘 . . . 本文を読む
大学はさておいて専門学校での教育で強く感じる事がいくつかある。それは定式化された概念や定義を詳説し、それを積み重ねていく演繹的な教授・講義スタイルよりも、まずは情緒だと言う当たり前の話なのであるが、それを最近特に強く体感・実感したのである。
授業態度の悪いとされる学生がいたとする。終始一貫して態度不良なら主義主張があってのことと思うのだが、時折状況によっては不平不満をあからさまにぶつけてくる場合 . . . 本文を読む
「保険医療制度」の根幹を揺るがすような司法判断が出た。「混合診療」の禁止は違法とする判決である。保健医療制度の枠組みの中で医療にアクセス出来る事で、日本では宮内庁病院で天皇陛下や皇族の方々が受けられるのと同じクオリティーの医療を、どんな国民でも受けられるのである。この「誰でも受けられる医療」と言う所が本邦の保険医療の強みであった。これにより先進国でも劇的に低い「新生児死亡率」や「超長寿国」と言う名 . . . 本文を読む
ヒトは動物として生まれ、神仏と悪魔の間を彷徨う存在である、と思う。人間はあらゆる自然界の中の生物では弱小存在として生まれ、それがためかあらゆる他の生物に対して優位を誇り示そうとする。しかし何をしようが人間の最高の叡智を持ってしても、神仏の愚かさには露ほど塵ほどにも近づけないのである。
ヒトは他の動物と同じくいくつかの反射を備えこの世に生を受ける。ただ他の動物とちがうのは本能があまり発達していない . . . 本文を読む
大学はさておいて専門学校での教育で強く感じる事がいくつかある。それは定式化された概念や定義を詳説し、それを積み重ねていく演繹的な教授・講義スタイルよりも、まずは情緒だと言う当たり前の話なのであるが、それを最近特に強く体感・実感したのである。
授業中は寝ている学生、ふてくされている学生、顔をそむけ話もろくすっぽ聞こうとしない態度の学生に対してかねてからコミュニケーションを取り、話を聞いてその行動の . . . 本文を読む