Dr. Mori Without Borders / Mori-san Sans Frontieres

森 一仁が医学・国際政治経済金融・人文教養教育など関心問題を国際的・学際的に考える。

アメリカ・プロテスタント系キリスト教番組司会者が放送中にベネズエラ大統領暗殺を呼びかけた?

2005-08-24 10:34:10 | 地球社会:国際政治経済金融
由々しき事態である。聖書を引用すれば「世の終わり」というべきか。アメリカでは宗教番組・チャンネルもそれなりに視聴率がある。なかでも長寿番組と言えば700クラブである。司会のパット・ロバートソンは「キリスト教同盟」の指導的人物であり、全米に対して影響力を有していると考えられる。全米、と断ったのはアメリカは州ごとの独立性が実に強いからである。全米が一致団結して・・・というのは戦争でも勃発しない限り余り . . . 本文を読む

フールビズ Fool Biz: Foolish Fascism on Business Cloth

2005-08-24 01:36:58 | 応用生命医科学:栄養・食糧農業・環境生理
いわゆるクールビズを提唱した環境省が今度はウォームビズだそうだ。政府が国民の服装の規定までするのか?(これが政府による推薦だと知っていますが、規定にも見える。)わが国の第二次世界大戦中の国民服を想起させる。私のイメージはこうだ。「ニッポン国民タル者ハ、京都議定書ニ於ケル二酸化炭素ノ排出規定ヲ遵守スベシ。是ヲ鑑ミテ夏季ニ於キテハ、国民ハ皆一同ニ須ラク"ネックタイ"ヲ外シ、ソノ服務ニ就クベシ。(大日本 . . . 本文を読む

[保存版]イラク戦争・アフガン空爆は「文明の衝突」や「宗教間対立」でなく、イスラム経済破壊が目的

2005-08-13 06:35:05 | 地球社会:国際政治経済金融
「文明の衝突」などとマスコミが煽る。キリスト教国家とイスラム教国家が対立して宗教紛争が火種となって国際紛争が起きる、などと御用学者達は解説する。ところが本当の現代国際紛争の原因は他にある。例えばイスラム圏特有の経済システム「ハワラ」がそうだ。「ハワラ」は国際金融資本家にとって頭痛の種である。「電信扱い」や「クレジットカード」のシステムをすり抜けて「無利子」で送金が可能だからだ。私たちが喜んで「携帯 . . . 本文を読む

[追補] CIAはイラクに核が無いと2001年の春の時点(9・11事件は同年9月)で知っていた

2005-08-09 01:46:30 | 地球社会:国際政治経済金融
日本人ならばこのアルジャジーラの記事の内容を読むべきである。中東の国家、カタールの独立系放送局である紹介したアルジャジーラ記事によるとCIA(アメリカ中央情報局)は2001年の春の時点でイラクには大量破壊兵器の象徴としての核がないと知っていたというのである。アメリカの対イラク戦争は、2001年の9・11の同時多発テロを受けて、「イラクには大量破壊兵器が存在する、サダム・フセインはアル・カイダとつな . . . 本文を読む

元MI5部員証言:米911内部犯行/英政府・アルカイダに高額の暗殺依頼/911の残骸は中国に輸送

2005-08-04 02:10:28 | 地球社会:国際政治経済金融
アメリカで言えばFBIに相当する英国の国内担当の情報部MI5の元エージェントの証言を読んで考えてみよう。[ちなみに映画007の主役=ジェームス・ボンドは対外諜報担当MI6所属という設定である。]MI5と言えばイギリスのFBIであり、国内担当情報部ではあるが、逆に言えば対テロ情報について常に敏感な部署でもある。アメリカとの長年の同盟国関係にあって諜報部門では常にアメリカに対して協力的であったイギリス . . . 本文を読む

[追補] テロ直前に現場で類似シナリオで対テロ演習する英米両国

2005-08-03 21:33:44 | 地球社会:国際政治経済金融
論より証拠、まずは提示した映像をご覧頂きたい。イギリス英語のリスニングが得意でなければ、以下の解説を参考にして頂きたい。「A "terror exercise" was held at the same time and places as real bombs in London」、つまり「テロ演習」がロンドンでの実際の爆発と同時期に同じ場所で行われていたという事をスポークスマンが緊急ニュースで . . . 本文を読む

臨床的研究・治療効果判定  ~リハビリ学生の実習と災害救急医学シンポジウムの共通点~

2005-08-02 01:23:37 | 臨床医学
タイトルは何やら人を食ったような感があるかも知れない。リハビリ医学では直接致命的なケースを扱わない。ところが災害救急医学となると一刻を争う救命の現場である。なにが共通点なものか、そういう向きもあるだろう。実はここに一冊の本がある。題名は「方法としての面接 臨床家のために」とある。著者は「甘えの構造」で一世を風靡した精神科医・土居健郎先生だ。もともと精神科臨床のために書かれた本であるが、最後に臨床科 . . . 本文を読む