日本の財政がどうなっているのか、含み損や為替差損等を考えずにストックだけで単純計算してみた。米財政赤字が129兆円とされているが、日本政府保有の米国債が推定で62兆円には上ると言われている。国の財政のうち、国債発行残高を除いたとして、ともかく特定の外国に対して62兆円を費やしているのはどうであろうか?医療費が30兆円、米国債購入を止めたら、或いはパチンコ産業30兆円と言われているから国民一丸となってパチンコを止めたら、医療費が無料化され、さらには福祉などの医療関連領域についても大幅な無料化或いは補助金交付が可能となるだろう。
ここで対米マネーについてのみ考えてみる。米国債62兆円としておこう。その他にどんな形態でお金がアメリカに流れるのか。思いやり予算が2100億円、SACO経費と呼ばれる経費が180億円、在日米軍再編経費が520億円に上る。「62兆2800億円」がアメリカに何の国会チェックも会計検査院チェックも受けずに流れていく事に成る。米財務省証券(米国債)に至っては日本国財務省が保有残高を公表すらしないテイタラクである。「62兆2800億円」あれば相当色んな事が出来るはずだ。もっとも、国の財政赤字は酷いからこれを止める為に大量の資金投入がされなければならないのだろうが、それでも各年度の予算に「62兆2800億円」がプラスとされたら・・・と思うと歯がゆくて仕方が無い。中川元財相のご冥福をお祈りいたします。
<簡易資料>
*米財政赤字:1兆4171億2100万ドル(約129兆円)09会計年度(08年10月~09年9月)
*財務省外貨準備9969万ドル:内訳証券8535万ドル=米財務省証券(米国債残高)含
日本保有米国債:推定5922億ドル(約63兆9500億円)
①在日米軍駐留経費負担(思いやり予算):(08年度予算:2083億円)
②SACO経費(180億円):沖縄の米軍基地を県内でたらい回しにする
③在日米軍再編経費(521億円)
*在日米軍駐留経費負担(思いやり予算)は、在日米軍の駐留経費における日本側の負担のうち、「日米地位協定」及び「在日米軍駐留経費負担特別協定」を根拠に支出されており、2007年度では2173億円。
ここで対米マネーについてのみ考えてみる。米国債62兆円としておこう。その他にどんな形態でお金がアメリカに流れるのか。思いやり予算が2100億円、SACO経費と呼ばれる経費が180億円、在日米軍再編経費が520億円に上る。「62兆2800億円」がアメリカに何の国会チェックも会計検査院チェックも受けずに流れていく事に成る。米財務省証券(米国債)に至っては日本国財務省が保有残高を公表すらしないテイタラクである。「62兆2800億円」あれば相当色んな事が出来るはずだ。もっとも、国の財政赤字は酷いからこれを止める為に大量の資金投入がされなければならないのだろうが、それでも各年度の予算に「62兆2800億円」がプラスとされたら・・・と思うと歯がゆくて仕方が無い。中川元財相のご冥福をお祈りいたします。
<簡易資料>
*米財政赤字:1兆4171億2100万ドル(約129兆円)09会計年度(08年10月~09年9月)
*財務省外貨準備9969万ドル:内訳証券8535万ドル=米財務省証券(米国債残高)含
日本保有米国債:推定5922億ドル(約63兆9500億円)
①在日米軍駐留経費負担(思いやり予算):(08年度予算:2083億円)
②SACO経費(180億円):沖縄の米軍基地を県内でたらい回しにする
③在日米軍再編経費(521億円)
*在日米軍駐留経費負担(思いやり予算)は、在日米軍の駐留経費における日本側の負担のうち、「日米地位協定」及び「在日米軍駐留経費負担特別協定」を根拠に支出されており、2007年度では2173億円。