EBMについて改めて触れる機会を得たのだが、丁寧に勉強しなおすと誤解の多い分野であると改めて感じさせられた。まず統計解析によってデータを出して、それを当てはめていくだけの医療であるかのような理解のされ方をしている事があるのだが、EBMの本質からすると、これは真逆なのである。
患者の自己決定の権利に基づいて、患者の価値観を最大限に優先しながら、臨床研究で得られたデータに基づいて治療方針を決定してい . . . 本文を読む
昭和の時代に近未来を描いたSF映画等が人気を博した事があったが、そこで描かれていたのは必ずしも明るい未来ばかりではなかった。全てがコンピュータ制御されシステマティックに人間生活が管理されていく様子が、ひとつの共通したモチーフであったように思う。私たちはそんな映画やテレビ番組を見ながら21世紀とは如何なる時代かについて思い巡らせたものである。
しかしインターネットの普及により、かつてのSF映画の懸 . . . 本文を読む
インターネット上をある若い男性が騒がせている。この男性はDavid Hoggと言い、アメリカ合衆国はフロリダ州における銃撃事件等を皮切りにメディア露出が増え始めたようである。フロリダ州の事件では銃撃の被害者という事で報道からのインタビューに応えていたのだった。この事件の直後にカリフォルニア州で起きたライフセイバーをめぐったトラブルの折にもメディアでインタビューに応えていたところ、ネット市民たちが一 . . . 本文を読む
幼少より重度のアレルギー性鼻炎があり、さらに花粉症に悩まされていたが、ある年に諸事情で肉食を断ったところ途中から調子が非常によくなったので、次の年も実行したところ、今度は最初から鼻の調子がよくなった。
その後で周囲のアトピー性皮膚炎や喘息等のアレルギー反応を基礎とする疾病を持った人々を観察するにつけ、彼らの過剰な動物性タンパク質摂取(ハンバーガー・フライドチキン・トンカツ・焼肉等)が気になった。 . . . 本文を読む
トランプ大統領の国境問題で述べたが、周知のようにアメリカ合衆国のトランプ大統領が米墨国境付近に巨大な壁を建設すると宣言してから久しい。前述したように
①昔はメキシコからの人の出入りが比較的自由だった
②米墨国境に今あるフェンスもなかった
③メキシコの治安も今よりよかった
④メキシコのカルテルの重武装化はまずアメリカ国内からもたらされた
⑤メキシコ市民も経済的理由の他に国内治安を苦にして越境する者が . . . 本文を読む
トランプ米大統領の公約の一つであるメキシコ国境での壁建設は一部でレイシズムであるかのように受け取られているが、調べてみると実は違うようである。米墨国境沿いにフェンスがあるが、これは90年代に既に建設が始まっており現在も継続している。何もトランプ政権で始まったプロジェクトではなかったのである。ドキュメンタリー映像を探ると、当時からメキシコ人は国境警備隊を嘲笑って不法入国を繰り返していることがわかる . . . 本文を読む
「予言されていた"原発震災"/広瀬隆氏インタビュー」を観て驚く。氏は原子力技術に関しては門外漢と謙虚に述べながらも、持ち前の調査能力で原子力発電所の建設の事、構造の事、機能の事、そして地盤と地震に関する事等をデータを示しながら解説していた。これが震災直後の映像であったと後から知ったのである。私は氏には及ばないが、日本の情報統制・報道管制を見るにつけ海外メディアからの情報などを頼りに本件について考え . . . 本文を読む
前々から書こうと思っていた記事があったのだが、一連の事件と妙な符号をした事で配信を遅らせてしまった事柄がある。それは我がアパートに住むヤモリの物語になる筈だった。色の黒いヤモリと色の白いヤモリが我が家に出入りしていたのである。黒い方をナカジマ、白いほうをマツシマと名付けて(笑)可愛がっていた。えさをあげる訳ではない。野生のヤモリであるから、自分達でえさを取って生活しているのである。我が家には住居だ . . . 本文を読む
(筆者注:小生とは何の利害関係もありませんが、皆様の一助となればと思い転載致します。森)
株式会社RHC JAPANが、一般の方を対象とした、尿及び母乳による内部被曝検査事業を9月より開始いたします。なお、今後は南相馬市立総合病院で実施されている内部被曝検査の支援として、尿検査が可能な南相馬市の0~6歳の全児童に対し、無償で尿の放射能検査を行うことを予定しています。以下、株式会社RHC JAPAN . . . 本文を読む
福島第一原発の問題が浮上してから様々な「情報」と「意見」と「憶測」とが飛び交っている。「情報」と「意見」と「憶測」と書いたが、「意見」と「憶測」の中には本問題を理解して出された「意見」や「憶測」もあれば、「情報」に対する理解の不足のままに出された「意見」と「憶測」があると思う。何よりも「正しい情報」ですら一知半解のままに、「不安」と「恐怖」に基づいて出された「憶測」が多数出されているように思える。 . . . 本文を読む
Sohaib Atharと言う人物がウェブ上を賑わせている。と言っても日本のメディアに登場するのはまだ先の事かも知れない。彼は「米軍及び諜報機関によるオサマ・ビン・ラディン急襲作戦」を目撃した男として少し有名になっているのだ。TWITTERで彼は作戦の一部始終を目撃者として祭り上げられているのである。これが真実かどうか。
Who Is Sohaib Athar @ReallyVirtual?に詳 . . . 本文を読む
日本の未曾有の危機を乗り越えるために立ち上がった「RELIEF JAPAN」ではFACEBOOK上において災害関連情報を中心に掲載していきます。RELIEF JAPANは、東北地方太平洋沖地震の情報を集約するべくスタートしました。被災者、現場の活動者、支援者を結び、必要な情報をシェアし、被災者を支援し、その活動サポートすることを目的としています。上の三者に、伝えたい、教えたい、分かち合いたい情報は . . . 本文を読む
友人の精神科医・熊木徹夫先生からの情報を掲載します。
<東北地方・太平洋沖を震源とする地震・精神科薬物にかんする緊急相談室>> を開設します
> http://www.facebook.com/note.php?note_id=177241665655279> >
> > > 現在、精神科薬物を服用中の方で
1:薬を手に入れることができなくなった方、かなり不足してしまった方> で、かつ>
2: . . . 本文を読む
厚生労働省・研究班の調査結果をもとにして男女ともに「草食化」が進んでいるのではないかとの議論が出ていた。内容たるやひどいもので、「性交渉の皆無=草食系」と言う定義らしいのだ。これはちょっとおかしな話である。草食動物にも生殖器官がある事を知らないのではないだろうか。
元祖草食系の「草食動物」は食物連鎖の下位に位置しており、この事は肉食系よりも個体数がずっと多い事を意味する。言いかえれば「草食動物」 . . . 本文を読む
「海外で勉強して働こう」を読んで驚愕する。なんでも、『これまでずっとなるべく言わないようにしていたのだが、もう平たく/明快に言うことにしました。1)日本はもう立ち直れないと思う。だから、2)海外で勉強してそのまま海外で働く道を真剣に考えてみて欲しい。(後日注:「海外で伸びてる場所を海外に見つけよう、金のわらじで「伸びてて自分に合った場所」を探しましょう、と。)』なのだそうだ。突っ込みどころ満載であ . . . 本文を読む