Dr. Mori Without Borders / Mori-san Sans Frontieres

森 一仁が医学・国際政治経済金融・人文教養教育など関心問題を国際的・学際的に考える。

Tennessee Waltz

2007-09-29 12:50:55 | エッセイ
枕元の携帯電話からの振動で目が覚める。久々のある友人からの携帯メールだがスクロールして驚愕した。テネシー州に引っ越した滞米期間の長いある友人が急逝したとある。彼女は既にアメリカ国籍を取得しアメリカ人となっていたが、生まれは日本であるし日本人として育った。私が出会った頃はカリフォルニア在住だったが、皆で色々な話をした。この友人、5月に拙宅を訪問したばかりだった。 カリフォルニア時代は大手メーカーの . . . 本文を読む

あやしいブログ

2007-09-18 23:54:55 | エッセイ
わが盟友・宿敵のT先生に再会した。曰く、本ブログは怪しいとのたまう。確かに「あやしい」かも知れない。人間存在を身体と精神の究極的な所から追求するのみならず、社会システムの裏側を解析してしまおうと言うのだから。陰謀論も神秘主義も入っているブログとあれば、フツーの精神の持ち主ならばあまりお近づきになりたくはないサイトかも知れない。笑 人間精神と行動の基礎と言えば普通は「生物学的基礎」と相場が決まって . . . 本文を読む

あなたは竹中半兵衛に似ています。 [戦国武将になぞらえた性格診断]

2007-09-17 05:04:57 | エッセイ
あなたは竹中半兵衛に似ています。見た目が軟弱なので斎藤家中で馬鹿にされていた半兵衛は、弱冠二十歳にして、一夜で難攻不落の稲葉山城を乗っ取ってみせた。政治的思惑があるのかと思えば、信長が連絡をとっても「他国のためにやったんじやない」とあっさり龍興に城を返してしまった。軍略を学間として好み、出世などには興味がない彼は、今なら差し詰め「ゲームの鉄人」。浮世ばなれしたマニヤックさは「兵法」を著した孫子を思 . . . 本文を読む

自爆テロとしての内閣総辞職 ~その時、宗主国は9・11~

2007-09-15 03:10:39 | 現代国学:政体(政府)・国体・皇統・伝統
[結論]米軍再編に伴い、極東地域の米軍事力空洞化を避けるために時間稼ぎをしながら自衛隊は次なる国防軍化・国軍化を目指している。米軍支援関連諸法案の維持と憲法9条改正は安倍晋三首相を政権に繋ぎ止めておく舫(もやい)だったのか。自民と公明との数の論理で、大幅に公明党寄りの憲法改正案がおそらくは採択されて9条撤廃或いは改正部分だけを通すための国会が開かれるであろう。そのためにマスコミはどんな世論操作を用 . . . 本文を読む

6回忌のツインタワー

2007-09-11 19:36:42 | 地球社会:国際政治経済金融
胸騒ぎと共に起きてテレビを付けると巨大旅客機がビルに激突する瞬間だった・・・。こんな体験はもう二度と無いだろう。なぜテレビカメラが間に合ったのか私には解らない。お天気カメラや防犯カメラが偶然に捕らえた映像とは全く異なっていたからだ。あの911から既に6年が過ぎた。思えば早かった。しかしそれは当事者以外の心境だからかも知れない。6年が経ち、私は日本の土を踏むことが出来た。あの日のアメリカの異様な雰囲 . . . 本文を読む

社会経済システム理論 ~社会資本主義~

2007-09-07 05:33:23 | 地球社会:国際政治経済金融
中学の頃に社会システムについて考えた。資本主義では失業者が常に問題となる。市場原理だけでは公的に重要だが地味な事業がおろそかになる。社会主義では社会保障制度は充実するが、私財の所有も認められない事とほぼ同義であるが自由を享受出来ない。そして個人のニーズを無視しサービスを唯物的にとらえた共産主義体制は崩壊した。官僚主義の横行もまたしかり。両者の良さを何とか生かせないか? そこで考えたのが社会資本主 . . . 本文を読む

<からだとこころ>

2007-09-04 02:08:10 | 統合医学(補完・代替医学)
精神障害の前兆として睡眠障害が現われる 睡眠はふつう一日の最後におとずれる自然な生理現象である 睡眠は概日リズムの一環として制御されている生理学的機序の一つとも考えられる 睡眠の障害とは生命のリズムの障害であり、精神障害の基礎に生命リズムの障害が伏在する こころの障害の問題が、まずからだの問題として正直に表現されてくる . . . 本文を読む