たまたま観た午後のワイドショーで、
金足農業の選手たちが搭乗する伊丹空港と、
秋田空港に到着したときが、生中継されていた!
見送った人々も、出迎えた人々も大勢いて、
JALではアナウンスもあったとか……。
到着したときには花束贈呈もあった。
優勝した桐蔭高校の影が薄くなるくらい、
準優勝の金足農業が注目されていたようだ。
公立農業高校の9人野球で話題性満載とはいえ、
かつて、これほど耳目を集めた準優勝校があっただろうか。
準優勝といえば私は、引き分け再試合であのハンカチ王子に負けた駒大苫小牧を思い出す。
あの時は田中将大選手だけが注目されたような……。
吉田投手もさることながら、チームのあり方や、試合運びなど、
野球エリートを集めたわけではない、普通の高校生たちが成し遂げたことに
誰しも感動したのだろう。
第100回大会かあ……。
始球式も良かったし、いい大会になった。
ところで、
甲子園貧乏という言葉があるそうだ。
東北の場合で、一試合あたり1000万円かかるとか。
選手18人と監督、教師それぞれ一人分、都合20人分の交通費と、1日当たりの滞在費補助は主催者から出るが、
それ以外の選手や応援団などについては各校で賄うしかない、
つまり寄付金頼みだ。
金足農業も、当初の予算を大幅に超過したものの、
勝ち進むに連れて寄付金が集まり、既に目標額を達成したらしい。
まずは一安心だね。