ま、いいか

日々の徒然を思いつくままに。

「ゲンタ!」「ほうらいの海翡翠」「鷹姫さま」「狐狸の恋」「巣立ち」「幽霊の涙」

2013-08-02 12:43:19 | 
「ゲンタ!」  風野 潮  ほるぷ出版  2013.6.21

 風野さんのお話は、相変わらずノリがいい。
 小気味いい大阪弁も効いている。
 林間学校での転落事故をきっかけに、小5の蓮見ゲンタと、
 25歳のミュージシャン・ゲンタの
 心と体が入れ替わってしまった。

 お互い、周りの人には信じてもらえないが、
 やがて信じてくれる人ができて、彼らの助けを借りながら
 まずは、顔合わせする機会を窺う。

 ゲンタのバンドは「ビート・キッズ」♪
 楽しい作品だと記憶していて、あのデビュー作で風野さんのファンになったが、
 細かい内容を忘れた。
 今度、読んでみよう。

 大人の身体をもった少年も、子どもの身体に入った大人も
 新しい体験によって、新しい気づきや、発想がある。
 
 ミュージシャン・ゲンタが改めて感じた、歌への思い。
 母が勝手に出ていって卑屈になっていたゲンタが陥りかけていた自己否定からの脱却。
 
 素直にスーッと、心地よくなった。


「ほうらいの海翡翠」 桑原水菜  2011.12.30 角川書店

 この著者を始めて知った。
 そうか、コバルトからはじまっているのか・・・

 天才的な若き遺物発掘師(レリック・ディガー)・西原無量の事件ファイル。
 謎の出土品、沖縄の階梯遺跡など、発掘に関することも楽しめた。


そう言えば・・・
お鳥見女房を6巻まで読んであったのをメモっておこう。


「鷹姫さま」  2004.9
「狐狸の恋」  2006.8

「巣立ち」   2008.11.20

 矢島家に恵以がやってきて、珠世は姑になった。
 九之助の祝言も。

「幽霊の涙」  2011.9.20

 久太郎に密命が下った。
 この家に生れた宿命か・・・

7作目の案内を見て、読もうという気になった。
はやく読みたいものだ。
コメント
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