ま、いいか

日々の徒然を思いつくままに。

八幡平

2012-10-14 21:00:31 | 旅行

山に行こうと前々から予定していた土曜日は、天気予報が思わしくなかった。
二人とも晴れオンナだからと楽観し、それでも
より雨の影響が少なそうな八幡平に行き先を決定したのは当日の朝。

友人を迎えに行く時、虹が出ていた。
幸先がいいぞ♪

時々は青空もあって、陽に映える美しい紅葉を見られた。




ほぼ1ヵ月前に訪れた玉川ダムの手前で雨になった。
下の方の公園でダムを見上げているうち、雨が止んだ。
ダム湖の散策をした。
あれから、そこそこに降ったものの水量は殆ど増えていない。
来春の雪融けまで待っても、満水にはならないだろうな。
元の水量に戻るには3年と聞いたことを思い出した。

たまさかに覗く太陽光が湖面を走る。
何度も見とれた。

小腹が空いたので、1ヵ月前に食べ損ねたソバを食べた。
山の中の隠れ宿の雰囲気いっぱいの宿は、食堂の感じも良かった。
お蕎麦は如何にも手打ちで、更科風、こしがある。
機会があれば泊まってみたい雰囲気の宿だった。

雨が止んだままで、先ずは頂上を目指した。
夏の暑さで弱った葉っぱも目に付くが、中腹からの紅葉は美しい。

頂上付近はガスってた。
停車して車を出てみたものの、寒いことこの上ない。
朝は雪だったという!!
即刻、引き返した。

すぐ下のふけの湯に足を止めた。
一目で見渡せる散策路には、野天風呂がある。
一冬で壊れてしまいそうな簡便な囲いをしてあるだけだ。
露天と野天の区別はわからないが、まさに野点という感じ。
脱衣所だけに屋根がかかっている。




本館で入浴料を払ったが、野天風呂に入るだけならお金を払わずに入ってもわからなそう(笑)
あちこちから吹き上がる硫黄臭の蒸気と紅葉を眺めながら、
乳白色の温泉に、ゆったりと浸かった。
身体中の軋みがとれそうな、柔らかなお湯だった。

中はこんな感じ。




もう少し下がると、後生掛温泉だ。
ここの散策路が最も八幡平らしいと思う。



蒸気が噴出しているのは勿論だが、
そこここでボコボコいう音や、流れの音が聞こえる。
泥火山も多い。
地球が生きているという息吹をまざまざと感じ、恐ろしくさえ思える。





世界一という泥火山もある。




これだけの大きさになるのに何年かかっていることか~
見ている間にも、泥がピュッと噴き出していた。
写真では青いが実物は灰色でアスファルトのような感じだ。

散策が終る頃、小雨になった。
更に少し下がった大沼も小雨で、散策は諦めた。
木々の紅葉はまだ五分というところだが、草紅葉が美しい。





何度も訪れていながら気づかなかったが、ここも温泉だった。
もっと下がると入浴する頃には暗くなるということで、
この大沼温泉に入ることにした。

沼が見える露天風呂というのを楽しみにしていたのだが、
何と露天風呂に行くには一旦浴室を出て男湯の前を通らなくてはならず、
しかも、全く利用されていない風で岩がヌルヌルしている。
脱ぎ着も面倒なのでパス。

中性で透明な温泉なので、身体に染み付いた硫黄臭を洗い流したが、
お湯がぬるくて寒かったのが残念。
風呂上りに苦情を伝えたところ、温度調節を間違えていたと謝罪があった。
でも、後の祭だ。

お天気がイマイチだったのも、考えようによってはラッキーだ。
駐車場が満車で停まれないというほどではなく、渋滞もなかった。

それでも、かなりの観光客がいた。
殆どが県外ナンバーで、見た中で一番遠かったのが広島。
関東が多く、関西もチラホラ見かけた。
近くの人々は、空模様をみて動かないことにしたのだろうか・・・


山を出る頃にはしっかり夜になっていた。
一路、帰途についた。

市内で夕食を済ませ、友人を送った。
13時間、300キロ。
総じて心地よいドライブで、ステキな秋の一日になった♪
声をかけてくれた友人に感謝♪♪
コメント
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